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出張撮影

シャッターを押す瞬間 背景と水平

2020.02.27 06:38

こんにちは。

前回は被写体を見つけよう!という記事を書きました。

今回は、撮影するときに気にする2つのポイントを書きます。


構図も重要ですが、まずは、この2つのポイントを意識できるだけで結構表現が変わりますので

ぜひ参考に。


【ポイント1】主題を意識し、主題以外は引き算してみよう。

背景整理、といいますが、撮りたい(見せたい)もの以外の要素を省いてみましょう。

・画面上から完全に外してみる

・ボカす

・流す

・白飛びさせる、黒つぶれをわざとさせる

・シンプルな背景を選ぶ

この辺ですね。

見せたいもの以外のところに目線がいってしまうと、何を表現した写真なのかわからなくなるので、

それを避けようということです。

イメージ的には、オーケストラ見に行って、1人裸のおじさんがいたら、それが気になっちゃって音楽どころじゃないですよね。

そういう感じです。


例えば、流鏑馬だったら流し撮りで人と馬以外を流しちゃう、とか。


【ポイント2】水平を意識して安定と不安定を使い分ける。

人の目は、水平方向にちゃんと揃っていると安定感を感じ、水平がとれていない(傾いている)と不安定に感じます。

なので、安定を表現したいとき(静)は、水平を意識しましょう。


しっかり水平をとると動物もどっしり見えますね。


逆に不安定を表現したいときは


こんな感じで、あえて斜めにしちゃいます。

動いていないお台場のガンダムが、動き出しそうに感じません?


たったこれだけですが、表現の幅が広がります。


ぜひお試しください。