「コミュニティ」のこと。
今日は、自分が所属する俳優事務所アールジュー主催のワークショップへ。
最近は、ひたすら現場で演技することが多くなり、本番ばかりで練習をできる機会がなかなかなかったので、
練習の場が持てたことが、自分にとって、とても貴重な機会でした。
そのあと、アールジューの先輩方とお茶してから、NOSE art garageにて、5月の企画イベントの打ち合わせでした。
僕は今、
俳優は【株式会社アールジュー】
音楽は【株式会社ビッグノーズ】
で、それぞれ活動しておりまして、
アールジューの役者仲間や先輩方と、
ビッグノーズの音楽仲間や先輩方と、
関わらせていただいておりますが
やはり、同じコミュニティの仲間や先輩方とお話しするのは、とても心地が良いし、話が合うことが多いです。
それはそれで、とても有難いことだし、
自分にとって、とっても大切なものです
しかし、
その心地良いという感覚って
大事だな
と思うのと同時に
危険だな
といつも思っているのです。
自分の同じようなフィールドの方と交流を持つことで、勉強になることも、もちろんたくさんありますが
いつまでも、その心地良いところにばかりいると、そこから抜け出せず、成長の機会を失いかねないとも思います。
ミュージシャンと音楽の話をしたり
役者と演技の話をしたり
それも、とても大事なのだけど
それだけでなく
自分とは全く違うような経験をされてきた方とコミュニケーションをとり
自分が全く知らないような業種の方の話を聞いたりすることが
より勉強になる時間だったり。
音楽がわからないひとと、音楽の話をしたほうが、実は勉強になったりするのです。
音楽を聴くひとの大半が自称"音楽がわからないひと"だと思うのですが
「わたし、音楽のことは全然わからないんです」と言いながらも
この音楽は良いなとか、好きだなとか、上手いなって思って、チョイスされているわけで
最終的にミュージシャンのつくる音楽は、わからないひとにこそ伝わるような作品をつくることが、ひとつのゴールだと思うのです。
そのゴールをリアルに感じられる瞬間を、変に音楽のことが分かっちゃうミュージシャン同士の会話の中では、なかなか見つけられないものです。
役者だって、役者の役を演じる機会よりも、圧倒的に、いわゆる"一般人"といわれるような人物を演じる機会の方が多いのだから
役者同士とばかりつるむのではなく、
サラリーマンや警察官や先生やお医者さんや、様々な職種の方とのコミュニケーションを、できる限り大事にしていかないと
ヒントはそっちにも、たくさんあるはずなのです。
だから、
ミュージシャンはミュージシャンとばかり関わるのではなく
役者は役者とばかり関わるのではなく
もっと言えば
この人と一緒にいると、波長が合うなとか、心地良いなと思うひとばかりではなく
いろんなひとと関わることで、人生や活動に広がりを持てるなあとおもうので
自分もいろんなフィールドで活動できたらいいなと思いながら
意識しつつ、人間関係をつくれたらいいな。
なんておもうところでございますわい。
[今後の活動予定]
《ソロライブ》
3月6日 祝ってほしかった@NOSE art garage
4月4日 ワンマンライブ「たからもの」@クローフィッシュ赤坂
《サポートライブ》
3月28日 ARTisTS! with かすみ草@NOSE art garage