Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

「コミュニティ」のこと。

2020.02.27 19:12

今日は、自分が所属する俳優事務所アールジュー主催のワークショップへ。



最近は、ひたすら現場で演技することが多くなり、本番ばかりで練習をできる機会がなかなかなかったので、


練習の場が持てたことが、自分にとって、とても貴重な機会でした。


そのあと、アールジューの先輩方とお茶してから、NOSE art garageにて、5月の企画イベントの打ち合わせでした。



僕は今、


俳優は【株式会社アールジュー】

音楽は【株式会社ビッグノーズ】


で、それぞれ活動しておりまして、


アールジューの役者仲間や先輩方と、

ビッグノーズの音楽仲間や先輩方と、


関わらせていただいておりますが



やはり、同じコミュニティの仲間や先輩方とお話しするのは、とても心地が良いし、話が合うことが多いです。


それはそれで、とても有難いことだし、

自分にとって、とっても大切なものです



しかし、

その心地良いという感覚って


大事だな


と思うのと同時に


危険だな


といつも思っているのです。



自分の同じようなフィールドの方と交流を持つことで、勉強になることも、もちろんたくさんありますが


いつまでも、その心地良いところにばかりいると、そこから抜け出せず、成長の機会を失いかねないとも思います。



ミュージシャンと音楽の話をしたり

役者と演技の話をしたり


それも、とても大事なのだけど


それだけでなく



自分とは全く違うような経験をされてきた方とコミュニケーションをとり


自分が全く知らないような業種の方の話を聞いたりすることが


より勉強になる時間だったり。



音楽がわからないひとと、音楽の話をしたほうが、実は勉強になったりするのです。


音楽を聴くひとの大半が自称"音楽がわからないひと"だと思うのですが


「わたし、音楽のことは全然わからないんです」と言いながらも


この音楽は良いなとか、好きだなとか、上手いなって思って、チョイスされているわけで


最終的にミュージシャンのつくる音楽は、わからないひとにこそ伝わるような作品をつくることが、ひとつのゴールだと思うのです。


そのゴールをリアルに感じられる瞬間を、変に音楽のことが分かっちゃうミュージシャン同士の会話の中では、なかなか見つけられないものです。



役者だって、役者の役を演じる機会よりも、圧倒的に、いわゆる"一般人"といわれるような人物を演じる機会の方が多いのだから


役者同士とばかりつるむのではなく、


サラリーマンや警察官や先生やお医者さんや、様々な職種の方とのコミュニケーションを、できる限り大事にしていかないと


ヒントはそっちにも、たくさんあるはずなのです。



だから、

ミュージシャンはミュージシャンとばかり関わるのではなく


役者は役者とばかり関わるのではなく



もっと言えば


この人と一緒にいると、波長が合うなとか、心地良いなと思うひとばかりではなく



いろんなひとと関わることで、人生や活動に広がりを持てるなあとおもうので


自分もいろんなフィールドで活動できたらいいなと思いながら


意識しつつ、人間関係をつくれたらいいな。


なんておもうところでございますわい。


[今後の活動予定] 

《ソロライブ》


3月6日 祝ってほしかった@NOSE art garage


4月4日 ワンマンライブ「たからもの」@クローフィッシュ赤坂


《サポートライブ》


3月28日 ARTisTS! with かすみ草@NOSE art garage