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トランペット・トロンボーンレッスン

【トランペット】バテないようにするには?

2020.03.12 00:31

トランペット吹きなら誰もがバテて音が出なくなることがありますよね!


少しでもバテないようにするためにはどうしたらよいのか。


いくつかご紹介します。



僕も普段からバテにくくするよう一生懸命考えて練習をしています。


しかし、そのような内容だと難しくなってしまうので、

この記事では、初級、中級者向けに記事を書いていきます。


筆者プロフィール

トランペットでバテやすい人、バテにくい人



バテに関して悩むことの多くは奏法改善や練習でカバーできる物だと思います。


しかし、唇や歯の生え方、大きさでバテやすい傾向とバテにくい傾向があると話を聞いたことがあります。




僕が大学生のころ、「唇が厚いんですが、トランペットには向いていないんですか?」


とある有名トランペット奏者に聞いたところ、


「唇が厚い人は、良い音が出しやすく、バテやすい」


「唇が薄い人は、良い音を出すのに苦労するけれどバテにくい」

こんな内容の話をしてくれました。


これは実際に感じることがあります。


僕は音だし直後が1番調子が良くてだんだんバテていきます。ミュージカルで1回(3時間くらい)吹いたあとは2回目はちょっと、唇が疲れてくるのですが、


唇が薄い人とやっていた時に、2回目で「やっと音が出てきた」というのを聞いてビックリしました笑


自分は唇が厚いから


とか


自分は唇が薄いから


とかで悩む人もいると思いますが、(僕もそうでした)

唇は変えられないし、大体は練習でカバーできると思いますし、


良いところもあるのでポジティブに捉えていくのが、良いと思います!



バテの二種類のパターン

バテにも種類があります。



長いフレーズが吹けない

8小節くらいのフレーズなら吹けるけど16小節だと音がでなくなってしまうなど。


調子が良くても譜面に書いてある長いフレーズが吹けないパターン。


この場合、マウスピースから口を放す時間があれば回復します。


◯時間以上練習していると高い音がでなくなってくる

1日練習している中でだんだん疲れてきて音がでなくなってくるパターン。





この二種類ではバテの種類が違うと思います。

前者の


長いフレーズが吹けない。


というのは

アンブシュアや筋肉の使い方、

息とプレスのバランス

によるところが多い気がします。



僕も昔粘膜奏法をしていたころは高い音で16小節のフレーズが吹けませんでした。


しかし、アンブシュアを変えたところ改善しました。



逆に、後者の


ずっと吹いていると疲れてきて、バテる。


というのは、唇の腫れによるところが大きいです。

この場合はある程度しょうがない気がします。。笑


もちろんプレスを減らすなどの奏法改善で、腫れるのは遅くできると思います。


僕の場合、唇が腫れるとアパチュアがどんどん開いてきて、最終的に振動しなくなる。

ということが多いです。



唇がバテている状態ってどういう状態なのか


唇が腫れてしまって繊細なアパチュアが作れない


唇が腫れてくると、唇がマウスピースへ収まらなくなってくる感覚があります。


そうなると、繊細な息の通り道が作れなくなり、強めに息を入れて無理矢理吹かないと、唇が反応しなくなっていきます。



完全に開いてしまって振動しない


きつい時に無理矢理音を出していると、アパチュアが開いていきます。


アパチュアを空けすぎると唇がさらに振動しなくなります。



筋肉の支えが足りない


唇が前に出ていってしまって、アンブシュアをキープできなくなる状態。


大きい音で、ずっと吹きっぱなしだとよくなります。


普段は吹けるフレーズも本番になると、吹けなくなることがあります。



バテにくくするには


効率をよくして無駄をなくす


当たり前のようですが、

まず大事なのはこれです。



今の自分の実力が、


ff(フォルテッシモ)で上のドを吹くのに、力が100いるとしたら、


50の力で吹けるようにすれば大分力を抜いて吹けるわけです。


これだけだとただの綺麗事のようですが

下の方で練習法もご紹介しています。



息とプレスのバランス


特に緊張していると、呼吸が浅くなる上にプレスが過剰になり、このバランスが崩れてきます。


またキツいと感じるフレーズを、セーブして力を温存しようとすると、息の圧力が減ってしまったりします。


そうすると全力で吹いているときよりもさらに早くバテてしまったりします。


緊張した時に、これを知っているかどうかでは大違いです。

これを踏まえた上で、

緊張時にはいつも以上に深い呼吸を意識したり、

無駄にプレスしすぎてしまわないよう注意してみましょう。



口角の支え


僕の場合、唇が前に出てきてしまうときは、口角の筋肉でしっかり支えると楽になったりします。



マウスピース

マウスピースや楽器でも、バテやすい、バテにくいというのがあります。


マウスピースであれば口径、深さ、リムの形、スローとなど、自分に合うものをしっかり探すことで良くなるかもしれません。


また、楽器についても、抵抗などが程良い、自分にとって楽な楽器を使うことでバテるのが遅くなります。


バテにくくする練習


P(ピアノ)での練習


効率を良くするのには、できるだけ小さい音で練習するのが有効です!


この時、ひたすら小さい音で練習してると調子が悪くなることもあるので、クレシェンドしてフォルテにもっていく練習も忘れずに!



Pでタンギングの練習


タンギングの練習も効率をあげるための良い練習になります。

効率が悪い吹き方だと、タンギングする瞬間のインパクトでどんどんバテていくと思います。


スラー系の譜面より、タンギング系の譜面でバテやすい人は練習してみてください!




リップスラー


リップスラーをたくさんすることで、唇が柔軟になります。

特にスピードの速いリップスラーは、トランペットを吹くのに必要な筋肉が鍛えられるはずです。



ひたすら唇に鞭を打つ


これは僕はあんまりおすすめしませんが、一応ご紹介します。


30分間唇からマウスピースを離さないでずっと吹く練習。

もちろん、息は普通に吸って大丈夫です笑


知人から聞いて

何回かトライしたことがありますが、

めちゃくちゃキツいのと、実際意味があるのか正直わかりません笑


唇の筋トレにはなると思います。。

あと精神力も鍛えられます笑


僕の場合はずっと五線の中音域で半音階の練習をしていました。



バテにくい奏法を考える


これは上級者向きになってしまいますが、


バテてしまうときにどうしてバテてしまうのか。


下唇が開いてしまう。

とか

上唇が開いてしまう。

とか


それは自分にしかわからないので、自分で分析して、考えて練習することでバテを遅らせることができると思います。


例えば僕の場合、

上唇が開いてしまったら、上唇がマウスピースに入る量を少し減らします。


文で書くと分かりにくいですが、こうすることで僕の場合は少し復活します。


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