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KOTOSUKE

イヤイヤ期 泣き出したら止まらない

2016.05.06 07:28

(写真 www.huffingtonpost.com)

ある金曜日の夜、夕ご飯を食べようとした時のこと。娘が牛乳を飲みたい、と言いだしたので準備をしていたら、今度はハイチェアをもっと前に出して欲しいと要求が。

”はいはい、じゃあ牛乳持っていったらね”というと、

”牛乳の前がいい(牛乳くれる前に椅子を前に出して欲しい)”と言い出した娘。

そして牛乳の入ったコップをテーブルに置くと、完全に機嫌を損ねた娘は怒って逃げてしまい、それから一時間ずっと号泣。

ご飯食べようよ、と誘ってもダメ。バナナ食べる?と聞いても拒否。大好きなおさるのジョージも相手にされず。。。私、どうすればいいんだろうか。。。運悪くこの日は夫がいないので私とたまたま手伝いに来てくれていた母の二人きり。でも母はそこまで娘に慣れていないのでとりあえず様子見。

抱っこしようとしたら嫌がられるけど、そのくせ離れると行かないで〜と言われるので、こちらもだんだん疲れてくる。あまりに泣きすぎるので、デザートのキウイになんとかたどり着いても、気持ちがこみ上げてきてまた泣いてしまうのでキウイ食べられず(笑)。そしてまた悲しくて泣いてしまうの繰り返し。そのうち”お腹痛い〜”と言い始めました。そりゃそれだけ泣けばお腹痛いよね。

どうしようかとほとほと困っていると、母がYOU TUBEのアンパンマンの映像を見せはじめたら、それには心を落ち着けられたようで、ようやく泣き止んで何かをすることができました。(母さん、ありがとう!!)そのあとは、少しずつ元の調子を取り戻しながらお風呂に入ったりすることができました。一時はこのまま疲れて寝ちゃうか!?と思いましたが、お風呂と歯磨き、着替えをすませられたので、万々歳でした。

さすがにこんなことが一人きりの平日に起きたら困るので、どうしようかと、色々調べたり考えたりしてみました。その結果自分なりに考えてみた結果がこれです↓

1.怒り方や反応は子どもによって違う

ママ&パパ友何人かに、一時間くらい泣き続けたりしない?と聞いたのですが、誰からも同意を得られませんでした(笑)。他の物で釣ればすぐ気が変わるから、という人もいたのですが、あの時の娘は全然釣られてくれませんでした。

2.最初のわがままがポイント

とにかく、最初の主張が通ることが重要だとわかりました。泣き出した時、別のわがままを言ったりするので、それをしてあげるけど、それでは結局泣きやみません。最終的には本人がしたかったことを早めに叶えてあげると、本人もすぐ機嫌を戻すことができるようです。

3.わがままを言いたいだけらしい

早めに要望を受け入れるのがいいとわかったので、とりあえずダメなこと以外は受け入れるようにしました。そうしたら実はよくないことはわかっていて、単に言ってみたかった、してみたかっただけのこともあるとわかりました。例えば、我が家では下着を着た上にトップスを着るようにしています。ある日下着を着ずにトップスを着たいというので、”じゃあご飯食べたら下着も着るんだよ”と言って、娘がトップスを着るのを見守りました。そうしたら娘が満足な顔をして、すぐにトップスを脱いで下着を着始めました。

4.親が余裕を持つ

育児では基本ですが、やはり親が精神的余裕を持っていないとだめだなーと再度実感しました。イラっとしたとき、夫がいたら夫に交代するようにしました。また、一人の時で娘を泣かせた時は、”ダメの理由が自分がめんどくさいからになってないか?”を考えるようにしました。気持ちに余裕があれば、この時気持ちを切り替えて、娘の気持ちに寄り添うことができるようになりました。

5.普段でもとにかく褒める

今までのポイントは全て事後策なので、全てのわがままに付き合ってるとこちらがもたない。ということで泣き出すのを減らす方法を調べました。その時参考にしたのはこちらの記事

子が言うこと聞かないのは理由がある

「何かができたときに子どもを褒め、できないときに子どもを叱る賞罰教育ではなく、当たり前のような行動に注目し、勇気づけます。100点が取れたから、留守番ができたからいい子、素晴らしい、立派、すごい、ではなく、毎日学校へ行くこと、ごはんを食べること、健康でいること、勉強することなど、当たり前のことこそ注目し、認めるのです。」

子どもは気をひきたくてわざといけないことをしたりするので、逆に、普段しているいいことに注目して褒めたらいいそうです。この記事を読んでから、とりあえず意識的にもっと褒めるようにしました。例えばパジャマを一人で着た時とかご飯を全部食べられた時とか。褒めるとすごく嬉しそうな顔をするので、こちらも嬉しくなりました。

困るのが、こちらが急いでいる時に子どもも悪気なくそそうしてしまう時。料理を混ぜたいというので手伝わせたら、色々まわりにこぼされてしまい、つい”もうおしまい!!”と言ってしまいます。ただこの時はその後気持ちを切り替えて、具材の量を減らし、こぼれないように調整。”もう一回まぜまぜする?”と娘に聞いてさせてあげました。今回はこぼれなかったので、”上手にできたね。ありがとう。”と言ったら娘もすごく嬉しそうでした。手伝おうとして失敗したら怒られる。。なんてかわいそうなので、私も成長したいと思います。

(写真 http://www.kidsdiscover.com)

6.真正面から指摘しない

これは機嫌を損ねた時ではなくて、ちょっとわがまま言ってるなーみたいな時の対処法。私はよくぬいぐるみを使ったりしています。叱られたり気分が乗らない時に、別の人から言われた方が受け入れやすいですよね。子どもならぬいぐるみも他人になるので、ぬいぐるみと一緒だったらできたりします。他にもユーモアを交えるといいそう。(私の場合まずはユーモアのセンスをつけるところから。。。)

プロが教える上手な叱り方

色々と親も知識と経験を積んで、成長していきたいと思います!!


その後、一ヶ月して。急に複雑なことを話せるようになったと思ったら、イヤイヤの大泣きはぱったり治ってしまいました。娘の場合は、自分の気持ちを言葉で伝えられなかったことが、大きなストレスだったようです。一口にイヤイヤ期と言っても、同じ状態がずっと続くわけではないんだなと今回学びました。