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BSC_Radio TOKYO

KURO「RADIO NEXUS」2月26日放送後記

2020.02.28 03:00

今こそエンタメの力を見せたいですね。

RADIO NEXUS、水曜日を担当するKUROです。

さて、今回番組の冒頭で朗読したのはこちら。


【殴られた挙げ句、ハーモニカを取り上げられてしまいました。これは悲しかったですわ。

だって、ハーモニカはわたしの分身みたいなもんだもん】

(小沢昭一著『小沢昭一 僕のハーモニカ昭和史』)

日本の俳優、エッセイスト、そしてハーピスト。

この本は2008年4月22日~30日、東京、新宿の紀伊国屋ホールで行われた、

最終公演を活字にしたものがメインになっています(後にCD化もされました)

映画では個性派バイプレイヤーで、ハーモニカも上手かったです。そして話が面白い!

別章で『徹子の部屋』に出たときの話が採録されていたり、

生々しい戦争の話が読めたり、けっこう泣けます。オススメです。


未来に残したい本、題して『BOOK TO THE FUTURE part 2』では、

筒井康隆の『創作の極意と掟』をお招きしました。

御歳85歳! まだまだ元気です。巨匠による小説の技法がエッセイで知ることができます。

詳しくは書評サイト『シミルボン』にてアップしたので良かったら読んでみて下さい。

https://shimirubon.jp/columns/1698794


自分の音楽的ルーツを深堀する『BACKGROUND MUSIC』では、

マヘリア・ジャクソンをご紹介しました。

ゴスペルの最高峰です。まさにルーツ・オブ・ルーツ。

キリスト教の背景から語らせていただきました。

基本的にゴスペルミュージックは“売れる、売れない”じゃないんです。

あくまでも布教活動なんです。

ただ売れた途端、さすがのマヘリア・ジャクソンもちょっとだけ変わってしまいました。。

それでも彼女が素晴らしいのは変わりませんが。


今日のBから始まる『B-STYLE』は、Battleでした。

争いは極力避けたいタイプです。でも、主張しないわけではないです。

ただ人との話し合いで自分がモットーにしていることは、

“正論は正解ではない”ということ。そして、“正義の反対はもう一つの正義”であること。

これを念頭に置いて、人とバランスよく話し合いができたらと思っています。


さて、次回放送は3/4(水) 

(ディレイ放送は翌週の水曜日17時から!)


あなたの貴重な一時間が、僕のラジオを通してまた素敵になりますように。

これからも音楽や本が楽しく響いてくる番組を目指します!


KURO


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