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ロサンゼルス旅行記(2019)3日目①:ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーを制覇【前編】

2020.02.28 13:50

ロサンゼルス旅行記(2019)2日目③:ハリウッドからメトロリンクでアナハイムへ〜大事件発生

の続きです


 ロサンゼルス3日目はローラーコースターの聖地シックス・フラッグス・マジック・マウンテンに行く予定でチケットまで購入していたのだけど、前日のハプニングがあり、かなり疲れていた。遠出するには、あまりにも心が折れていたので、この日はディズニーでゆっくり過ごすことに決めた。先のことを考えると、ベストな選択だと思った。しかし、あくまでも前日にそう決めただけ、実際には2パークを股にかけて朝8時から夜24時まで遊び尽くす、この旅行で最も濃厚な1日になってしまった。

 ロサンゼルスのディズニーランド・リゾートに行く上で、最も重要な2つのシステムを先に紹介しておきたい。それが、マックスパスとモバイルオーダーだ。東京ディズニーリゾートだとファストパス取得を無料でアプリ内で完結することができるが、アナハイムでは別料金。ただでさえ、高い入場料に加えて、さらに課金しないといけないのかと文句の1つも言いたくなるが、これがなければ、ファストパスを取得する為に知らない場所をウロウロと歩き回る必要があるので、疲れは倍増してしまうだろう。せっかくの海外で無駄な努力をするよりも、気楽により楽しめた方が良いに決まってる。マックスパスを使うと、結構な数のファストパスが取れてしまうので、その時間に振り回されることになりかねないが、リターン時間の縛りが実は結構、適当だった。アメリカ人らしく時間にルーズなのか、指定時間の10分前ぐらいでも入れるし、指定時間を過ぎていても、問題なく乗れた。あまりにも遅かったらダメかもしれないが、30分ぐらいの遅れだとアプリからも消えずに普通に使えた。

 そして、もう1つはモバイルオーダー。アプリからレストランの注文ができるシステムで、かなり便利なので絶対に使うべきだ。使い方は簡単で、アプリからレストランとメニューを選び、クレジットカードで支払い、レストランに着いたら、調理開始のボタンを押して、その場で待つ、出来上がったら、呼び出されるので、専用のレジで注文番号を伝えるだけ。外人にとってこんな楽なシステムはない。ディズニーランドのメニューはただでさえ名前がややこしくて注文しづらいし、お金を払うのも慣れていないと難しい、英語を使うのも数字だけなので余裕だ。その上、長い注文列に並ぶ必要もないのだから、使わない理由はない。これを考えた人は天才だと思う。

3日目はカリフォルニア・アドベンチャーへ 

 朝8時からディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーへ。すでにオープンしており、反対側のディズニーランドは少し混雑しているように見えたが、こちらは入場列がほとんどなかったので、あっという間に入れた。日本人にはピンとこないが、アメリカにおけるカーズの人気はかなりのものだ。DCAにおいても、カーズランドのラジエーター・スプリング・レーサーズが圧倒的人気アトラクション。ほとんどの人が朝一に向かうので、これを避けて、一番奥にあるピクサー・ピアへ。これが大正解で、インクレディコースター、ピクサー・パル・ア・ラウンド(観覧車)、グーフィーのスカイスクールとドンドン乗れた。パラダイス・ピアがピクサー・ピアにリニューアルすると聞いた時は、なんてセンスのないことをするんだと、行ったこともないのに、勝手に呆れていたが、実際にできたものは歩いているだけで楽しくなるような本当に良い雰囲気で、素晴らしかった。リニューアルされていない残り半分のエリア、パラダイス・ガーデンズ・パークも日本でも乗れるようなライドが多いながらも、雰囲気がとても良く、期待を軽く超えていた。

ピクサー・ピアのエントランス
明るく楽しい雰囲気の溢れていた

 その後も、ハリウッド・ランド、カーズランド、グリズリー・ピークと各エリアを回りながら、ファストパスを駆使して、主要なアトラクションを午前中は回っていった。どのアトラクションもクオリティが高く、エリア自体もかなり良いので、この時点で本家ディズニーランドよりも、このパークが好きになっていた。もう1つのエリア、パシフィック・ワーフもアトラクションがベーカリー・ツアーというパン工場を見学するものしかないのだけど(実質、レストランの一部)、エリア全体が大きなフードコートのようになっており、メキシコ料理、中華料理、スイーツなど好きなものを買って、屋外にある大きな座席エリアで食べることができる、それだけで1つのエリアが成立している感じがなんとも贅沢で、素敵だった。前評判としてはディズニーの中でもワーストパークに選ばれることも多いので、これは意外な結果だったが、こういう発見があるからこそ楽しいし、僕は圧倒的なDCA支持派でいたいと思う。1つ難点を挙げるなら、かなり横長な作りで、動線が悪いことぐらいだろう。基本的にどこかへ移動しようとすると、入り口があるブエナビスタ・ストリートからパラダイス・ガーデンズ・パークへ続くメインストリートを通らないといけない構造になっているので、ここだけはいつでも混雑していた。

パシフィック・ワーフがエリア全体が
大きなレストランのようになっている
なんども歩くことになるDCAのメインストリート
食べ歩きできるワゴンも多数ある

 前日のハプニング続きとは打って変わって、この日は平和な1日だったが、1つだけ謎なことがあった。カーズランドの入り口サインを取ろうとしたら、年配のスタッフに割り込みをするな、と怒られたのだ。確かに記念撮影の列はあったけど、看板だけ横から撮るぐらいなら別に良くない?前の記事でも書いたけど、やはりディズニーの接客がロサンゼルスで一番悪かった。客が多すぎるせいか知らないが、命令形が多く、基本的に偉そうな感じを受けた。パレードの整理をするスタッフも軍隊みたいだった。

仕返しに指入りの写真をアップしてやる!(笑)

 この日の昼ご飯はソアリンの横にあるスモークジャンパーズ・グリルというレストランでハンバーガーを食べた。下調べしていて一番良さそうだったので、行ってみたのだが、ここのハンバーガーは本当に美味しかった。アメリカで一番美味しい食事だったと言っても過言ではない。ちなみに、2番目はセブンイレブンのホットドッグ、3番目は朝マック(笑)。セルフサービスで野菜を好きなだけ挟めるのも楽しいし、家族旅行が基本のアメリカではかなり少数派の現地ぼっちDヲタも沢山いたので、一人でもすぐに馴染めたから、オススメだ。

スモークジャンパーズ・グリルのハンバーガー
アメリカで一番美味しかった

 13時ぐらいで主要なアトラクションは乗り終えた上、昼を過ぎてから徐々に人が増えてきたので16時から始まる「アナと雪の女王」のショーに合わせて、またDCA戻ってくることにして、一旦モーテルへ戻り、昼寝をすることに。昨日の疲れもまだ残っていたので、気持ち良く寝ることができた。あまりにも深く寝すぎて、起きた瞬間、「ここは一体どこだ、日本じゃないのか」と少しビックリしてしまったぐらいだ。まさに「夢だけど、夢じゃなかった」という感じで、ウキウキしながらパークへ戻った。


3日目前半のセットリスト

インクレディコースター0(10)

ピクサー・パル・ラ・ウンド0(5)

グーフィーのスカイスクール5(5) 

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー10(15)

モンスターズ・インク5(5) 

ラジエーター・スプリング・レーサーズFP5(55) 

ソアリンFP15(55) 

グリズリー・リバー・ラン0(5) 

リトルマーメイド15(10) 

インクレディコースターFP5(20)

トイストーリー・マニア!FP5(30) 


3日目②:ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーを制覇【後編】