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家に助けられている

2020.03.03 00:05

講座に来られたお客様から伝え聞いたお話です。


家を建てて家事や日常が楽になり、

すごく家に助けられていると感じるとのこと。


あぁ、それすごく分かる、私もまさにそんな感じだなと共感しました。


その表現使わせていただこう(笑)


以前の家はまさに、The昭和という感じ。


台所は北側に孤立していて、居間は南側にもかかわらず、冬は凍えるように寒く家の中でダウンを着ている状態。


とにかく、何の修行?というくらい過酷な環境で過ごしていました。


水回りの傷みがはげしく、結局建て直しとなりました。


6年くらい前になります。


家事動線や収納スペースなどは、住宅会社の担当さんと相談しながら決めていきました。


キッチンはリビングと対面。


調理や後片付けは、家族と会話しながらやテレビを見ながらできます。


室内の物干し場で毎日の洗濯もスムーズ。


断熱が優れているので、冬もダウンを着ずに過ごせます(笑)


この上なく快適。


ほんとに助かっています。


でも、お片づけ訪問に伺って、つくづく思うことがあります。


新築でも、広い豪邸でも、たくさんの収納スペースがあったとしても、片づけの悩みはあるんだなということ。


箱があったとして中身をどうするかは持ち主次第。


動線を考えた間取りでも、それを遮るような家具の配置をしてしまえば台無しだし、


広い収納スペースがあったとしても、何でもかんでも押し込んだら、出し入れしづらいし…


うまく使わないと、せっかくこだわって建てた家も活きてきません。


私は片づけという仕事柄、実際に自分の家で実験的な試みを繰り返してきました。


世間的には、評価されているやり方でも、自分には合わなかったり、


面倒くさがりな一面がアイデアの源になったり。


失敗は幾度となくあります。


修正してやり直して、の繰り返し。


失敗はうまくいかなかったルートを潰していくためにも必要なこと。


そのたびに成功に近づいています。


現在、日常が滞りなく過ごせるのは、そうやって片づけの仕組みをしっかり整えたから。


家に助けてもらえるのは家を活かしてこそ、だと思います。