ケガから学んだ「言葉」のちから。
国体で、ケガをして10日が経ちました。診断結果は、全治8ヶ月の怪我(前十字靭帯・側副靭帯断裂、骨挫傷、半月板損傷)で、20年シーズンは”ケガの完治”というシーズンで確定です。
想いが強かった分辛かったけど、多くの方からメッセージをもらい、励まされ、そして30歳を前の節目として、さらに飛躍したステージに向かうベクトルづけもできました。
◯メッセージを分析してみた
多くのメッセージをもらって、自分自身が前に向かうことができました。一方で、その「前を向くことができた根幹は何か?」ということが気になり、テキストマイニング(品詞分解からの頻出度)をかけてみると面白いように、言葉を分析できたので、考察を書いてみました。
*N=50のコメント&メッセージをピックアップ
形容詞を示す緑色の多くは「感情形容詞」と呼ばれる、人の感情を示す言葉が多く、”ケガをした自分”に対する同情だったりするキーワードが(もどかしい、とか、悔しい、とか)。
それに対し、赤色の動詞はネクストアクションを示す「ポジティブな言葉」が多く、励ましの言葉がほぼ全てを占めていました。その頻出の順序も面白く、形容詞→動詞という傾向が多く、一旦はその人の気持ちになりその上で、励ます、という順番でメッセージが成立していました。実際に、初期段階は相当凹んでいたので、そこへの共感が大きく出ていたのかな?と思います。
さらに自分自身が所属するコミュニティのクラスタにより大きく内容は分類されるかと思うけど、同じアスリートの仲間からは「次への期待(半分あおり)」、非アスリートの方からは「同情と励まし」。主観的に感じる部分だと、それらの言葉が多く占めていたと思います。
◯言葉のちから
当たり前だけど「言葉の力はすごいなぁ」と、ケガをしてから思わされました。手術、入院を伴うケガをしたことがない自分にとっては、実は違う次元の世界だと思っていたことが、実際に起きて、感情のブレがすごい中、「焦るな、じっくり」などの言葉で”地に足をつけ”、ポジティブな動詞で”次への一歩を着実に”進むための道標を。何度もこれらのメッセージに支えられましたし、ありがとうございます。です。
これからは、自分自身がこの復活の”ビクトリーロード”をしっかり言語化して、多くの人にワクワクしてもらえる。そんなアスリートとしての復活への8ヶ月を過ごす。それだけです。
--------------メッセージの一部------------
・前より強くなって初めて復活だでね
・まだまだ僕達は先があるので一緒に頑張りましょう!
・変態はスキーを取らなくても変態なので、完全復活した姿しか想像できません笑
・足治してから出直してもらっていいすか?笑
・まあ神様は乗り越えられる人にしか試練与えないらしいからな
・トッププロは怪我から見事カムバックしてくる!!!穂高ならやれる!!!
・これを機に上半身の体感トレーニングをやってみたり、普段出来ない知識系の勉強してみたり!
・今回の想いは未来の自分が叶えるよ!
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◯これからの復活に向けて
現在は、手術に向けた準備期間です。運の良いことに、家の近くに広島でも有名なスポーツ系の病院があり、そこで膝の「可動域・筋力の維持」をメインに週3,4程度の活動をしています。
*EMSという筋肉に電気を送る機械。
直近で、大きな病院に行き「靭帯再建」の手術・入院のスケジュールを決める予定(おそらく1ヶ月後くらい)です。スケジュールが決まったら、いよいよワクワクする10年後に向けてのカウントダウンのスタートです。