Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

トイレットペーパー狂想曲から、の実験

2020.02.29 06:33

ある日いきなり店頭から消えたもの。

マスクは未だ充分に行き渡らないけれど

メーカーは大丈夫だと言っているのにトイレットペーパーが消えた。


買いだめはよろしくないけれど、最低限のストックは必要。

もしかしたら、学校が休みになり消費が増える予想からかもしれない。

あたたかく見守っていただきたい、と思う。

便利ないつでも買える時代だけれど、一応備蓄はした方がいい。

こういう万が一の事態はまたあるかもしれない、


実は気になるのが、ほんとに困って

トイレでティッシュを使う場合。


取扱説明書には、トイレットペーパー以外流さないでとあります。

トイレの詰まりの原因のひとつは、ティッシュだったりする。


簡単な実験をしてみた。

左がトイレットペーパー 、右がティッシュ。

両方に水を入れてみた。

あれ、正直違いがわからない。

というかティッシュの方が透明に、溶けて見える。

まてまて、水流を考えて撹拌してみた。

違いは一目瞭然。

水に溶ける、というのは消えるわけではなく

この分解の速度の違い。


トイレは下水に流れ出るまでの、道のり。

このあいだにいくつものトラップ、曲がりがあります。


*下のイラストは石狩市のHP内の資料よりお借りしました。


時代は節水のトイレ。

たくさんの水で勢いよく押し流した昔とは違う。

このトラップに少しづつ沈殿していくティッシュ。


今、ないからという人は仕方ない。

少しづつ流してください。

枚数が少ないほど溶けやすくなります。

できたら、たくさんの水量で押し流すことをおススメします。


習慣で、気付かずティッシュを使っている人は、ご注意を。

昔は大丈夫だった、と思っても

今やトイレは電気の椅子。

停電になったら水が流れない、という経験をしました。

手動のレバーのチェックもついでに確認してください。

北海道は地震の後のブラックアウトで身に沁みました。



しばらく放置して水を切ってみました。

トイレットペーパーは、どんどん溶けていくけど  (まだ完全ではない)

ティッシュはこれ以上溶けない感じでした。

あくまで私の実験です。

お子さんと実験してみるのもいいかも。