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青沼愛 フルート&アレクサンダーテクニーク

前向きなため息

2020.03.08 13:42




数年ほど前、宮崎葵さんが出演する洗顔料のCMで「前向きなため息」という言葉を耳にしました。


それ以来、なんとなく私の頭のなかにあるため息のイメージはこのCMの影響で前向きなもの。



「ため息をつくと幸せが逃げる」

と言われたり、マイナスなイメージは多いし、

実際に隣の人が「はぁ〜」とかしていると

あまり気分の良いものでもない。


だけど、ため息には心も体にいい効果がたくさんあるそう。



深呼吸と思うと、一般的に「吸ってー、吐いてー」なイメージが私にはあるのですが…


ため息って、とりあえず吐く。深く息を吐く。


息って吐かなきゃ吸えない。



以下、分かりやすい記事がったので参考までに。



試しに、フルートのレッスンでもATのレッスンでも、

ここ最近は「ため息」をテーマにしてみました。


生徒さんと、ため息を意識してやってみると、


吹こう吹こう、という頑張りすぎる気持ちと体の緊張がふっと抜けたり、


ただ立っているだけなのに、思っている以上に胸を張って立とうとしていたことや

等身大の自分の大きさに気付いたり。


これって前向きなため息だなぁ、と。




私自身、3月は演奏やオケの仕事が延期になったり、予定していた講座が中止になったり。


手帳に二重線を引くことがこんなに続くとは。。



でも、これはある意味、時間を与えてもらえたということ。



今まで手をつけられずにいたことを、少しずつ進めていきたいと思います。



レッスンは手洗い、うがいなどに気を付けながら、

部屋の換気や除菌なども注意しながら、

いつも通りに行っています。


学校がお休みなってしまった学生や、演奏の仕事が延期になってしまった方、、

こんな機会だから、と意外とレッスンに来てくださる方も。




たくさんの情報や刺激、自分の中で思考が巡り忙しくなったとき、


一人になって、深くため息をついてみること、

その後に好きな香り(おいしいもの、花とか)を想像しながら鼻からたっぷり息を吸ってみること、

おすすめです。





アレクサンダーテクニーク教師

フルート奏者

青沼愛