Sentri取得法
こんにちは。今回のテーマはSentriという国境を優先的に渡れるビザの所得方法です。ディズニーランドのファストパスのようなものです。レイノサからアメリカへわたる国境は3か所あります (川を超えるので橋、International Bridgeとみんな呼びます。以下橋)。この橋なのですが、週末、休日やバケーションシーズンは最低2時間ほど並ばなければなりません。ここ1年少しの間、さまざまな事情があり、混雑状況が増しています。昨年、4時間待ったこともあります。私はそこそこの頻度でアメリカに行くのでSentriを取ることにしました。
ステップ1:申し込み
申し込みはインターネットでできます。インターネットでSentriと入力すれば申し込みの
サイトに飛べます。トップページはこんな感じ。
ここのChoose a Program to Get StartedからSentriを選びます。
ここから申請フォームに入力します。費用の122.50ドルは、申込時に25ドル、残りを後
日払います。
ステップ2:申請フォーム入力
ここではサイトの指示に従って、必要事項を入力します。現在の情報はもちろん、前々
住所や前々職等々、かなり細かい情報まで求められます。申請フォームを提出すると、
メンバーシップID、パスワード、パーソナルキーがもらえます。それらの情報を使い、
マイページにアクセスできます。
ステップ3:待つ
申請が終わったら面接なのですが、書類審査の結果が出るまで待ちます。早くて4ヶ月、
平均半年、長くて約1年と、かなり時間がかかります。私の場合は1年ちょっと待ちまし
た。自分のステータスは、メールなどでのお知らせは無いので、こまめにSentriのマイペ
ージでの確認が必要です。
ステップ4:面接
申請内容が認められたら、次は面接です。事務所に日時を予約し、必要書類をそろえ、
面接に出向きます。面接と言っても堅苦しいものではなく、窓口でちょろちょろっと話
して終わりです。面接らしい面接をした覚えがありません。私はすぐに手続きをしてく
れました。英語ができなくて面接で落とされたという人も知っていますが、珍しいケー
スだと思います。この時に残りの費用を支払い(現金のみ)ます。Sentriの発行に7営業日
かかりますが、この時にSentri承認済の書類がもらえるので、カードが手元に届くまでは
その書類がSentri代わりとなります。Sentriはアメリカの住所に送付されます。
ステップ5:メキシコ側での手続き
アメリカでSentriが承認された後は、メキシコ側での手続きも必要です。Capufeという
機関のサイトから、ネットで申し込みます。しかし、このサイトがまともに動きません
(笑)。新しいSentriの場合、ネットでの申請しか受け付けていません。しかし、私は事務
所に出向き、何回やってもエラーが出ることを確認してもらい、直接手続きをしてもら
うように交渉しました。こちらも必要書類を提出すれば手続きはサクサク進みます。た
だ、アメリカ側の事務所からもらったメキシコ側での手続きの必要書類一覧に、メキシ
コ側で必要な書類の1つが抜けていましたので、余計に時間がかかりました。
メキシコ側での手続きに必要な書類:
-Sentriカード
-身分証明(パスポート、在住カード、ビザ、IDカードのどれか)
-免許証
-走行許可証もしくは自動車ナンバーが明記された書類
-アメリカ側の自動車承認証
(セントリマイページの右側、Vehicle Informationを印刷。Capufe事務所に見本アリ)
これらの書類を提出し、費用(5542ペソ)を銀行で払い、手続きは完了です。手続き完了
後、橋のゲート通過用のステッカーを車に貼ってもらいます。今回、ステッカーの在庫
がないと言われたので、代わりの書類で通過しています。ステッカーが届くまで、また
だいぶ待つことになりそうです。
Sentriの使い方などは面接時に説明されます。これで大幅に通過時間が短縮されました。通常2~3時間待ちのところを、10分と待たず通過できます。Sentri様様です(笑)。SentriはTrusted Traveler Programsの一つなので、入国審査がほとんどされないこともあります。Helloと入国審査官に挨拶だけして入国と言うこともあります。Sentri所持者への態度はかなり優しいです。ただ、税関申請や車の検査まで免除されるというわけではありません。ちなみにレイノサの橋の一つは徒歩でも渡れるので、徒歩でもSentriは有効なようです。
Sentriに関しては以上です。次のテーマは何でしょう。考えておきます(笑)