カミザラエザラ
2020.03.02 04:00
2月のアートは、真っ白な紙皿に描く「カミザラエザラ」。
タイトルの音の響きがリズミカルで、密かに気に入っています。^^
画用紙やボード、塩ビ版、石や貝殻に描いたりと支持体を変えて、たくさんの作品を制作してきましたが、お皿に描くのは今回が初めてです。
古今東西、世界のお皿の画像をみんなで眺めながら、円形のもつ絵皿の特徴や美しさを感じ取ります。
そして、真っ白なお皿をじっと見つめて、白の空間に入れてみたい色を自ら作るのです。
混色好きな男の子は「やったー!」と言わんばかりに、何色かをさっと手に取ります。
女の子たちは静かに手に取り、キラッと光るメタリックホワイトをさりげなく混ぜる・・その自然な姿を見ていると、絵具を混ぜること、新しい色を作り出すことが当たり前になっている・・それって、とてもすごいことだと思うのです。どんな色が生まれるかは混ぜてみないとわからないですから、未知の世界を創造しようとする姿に妙に感動しました。
今日は、即興的に描きます。描きながら画面に触発されて、形を少しずつ成長させていきます。
シンプルに、白という色を大事にしながら描くの素敵だね。
お遊びやこだわりもちゃんと見ていますよ。^^
今スイッチ入ったね、その調子^^
みんな一緒なはずはないのです、でも表現している姿はみんな美しいのです。楽しそう^^。
アクリルと色鉛筆という表現における色彩やタッチの違いの面白さ、紙皿に描くざらっとした感覚、まるで絵付師になったみたいに、筆に意識を集中させ描いた「カミザラエザラ」です。
今月もご参加ありがとうございました。7月の作品展がより楽しみになりましたね。