宮崎光学 PERAR 24/4 試作品を使ってみた話
2020.03.02 05:02
SUPER TRIPLET PERAR 4/24 MC
の、試作品をお借りしたので記事にしようと思う
なお、本記事は本体の写真レビュー
作例は後日別記事で
ペラールとは
トリプレットと呼ばれる3枚構成でその名の通り、ペラペラ
厚さがボディキャップぐらいしかない
絞り羽はしっかり10枚あるが、前玉の前に絞り機構があるため、常時露出した状態となる
f4から5.6、8、16と指標が刻印されている
ペラールのバリエーションは17mm、21mm、24mm、28mm、35mmなどが存在する
PERAR24mmで最短撮影距離は距離計連動で0.8m、非連動で0.5~0.6m
レンズにはマルチコーティングが施されいており、透過率は96%
下の写真は21/4.5
→PERAR 21/4.5の記事はこちら
外装
この個体は試作品でブラックペイントの特別仕様
試作品が故に個体番号も0番
他にもニッケルペラールが存在する
ペイントボディなので艶やかで金とオレンジの指標が美しい
↑後玉
フードは付属してくる
前枠に一応19mmのネジが切ってある
レンズの厚みが5.2mmと極薄
重量はフード込みでも50g
絞り羽
絞り羽根は10枚
前述の通り、絞り機構が最前列に配置してある
一応、レンズキャップは付属してくるが、保管時は絞り一杯まで回して埃の侵入を防ぐ
作例
絞り開放の作例
ボディはLeica M10
比較対象がPERAR 21/4.5しかないのだが21mmの方が画質は良さそう
中心は解像してるが周辺はかなり甘い印象
周辺の減光はかなりキツい
以下の写真は絞りf8の例
まとめ
ブラックペイントのボディキャップ