小川理子さん
パナソニック史上2人目の女性役員を務める小川理子さん
小川 理子(おがわみちこ)
生誕
1962年
出身地
大阪府大阪市西区
学歴
慶應義塾大学 理工学部 生体電子工学科卒業
3歳からクラシックピアノを始めた。
毎晩父親のかけるジャズレコードを聴き、独学でジャズを学んだ。
中学生になると今度はロック好きの兄の影響で「レッド・ツェッペリン」や「ディープ・パープル」などを聴き出し、ギターを弾きはじめた。
大学に入ってからは「クロスオーバー研究会」という同好会に入り、ジャズだけでなくプログレ、フュージョン、ポップスと3つのバンドを組んでいた。
大学卒業後は仕事に没頭するあまり時々ライブハウスで弾く程度。
ピアノに再び真剣に取り組むようになったのは93年から。
プロ活動
ジャンル
ジャズ
担当楽器
ピアノ
活動期間
1993年 - 現在
レーベル
ビクターエンタテインメント(2006年)
公式サイト
http://www.riko-ogawa.net/
1986年、パナソニック(当時の社名は松下電器産業)に入社し、音響研究所に配属される。
音響心理、音響生理を基盤とした音響機器の研究開発に15年間従事。
2001年に東京転勤でeネット事業本部に異動。
2008年から社会文化グループマネージャー。
開発したラッパ型のスピーカー(ホーン型スピーカー Technics SST-1 サウンドスペースツインロードホーンスピーカー)は、ニューヨーク近代美術館の永久展示品に選定され、薄型の壁面型スピーカー(Technics SB-AFP1000試作機 厚さ5cm、1m角)はウィーン国立歌劇場のリハーサルルームに納入され、オペラ歌手のカラオケとして使用された。
2015年、テクニクスブランド事業担当役員に就任。
テクニクスブランドがはじまったのは1965年。
CDの登場でテクニクスのプロジェクトが終焉
CDはレコードと比較して再現音域が狭い。
ネット時代になり音楽の圧縮が必要になる。
hi-fi (高忠実度、高再現性)カテゴリーがなくなる。
そのため、テクニクスのような高級オーディオシステムは不用になってしまった
テクニクスブランドの終了。(再開したので、休止か)
ジャズドラマーをしていた当時の上司に誘われてジャズバンドをやることになり
本格的にジャズピアニストとして復帰。
2003年、米Arbors Recordsから発表したアルバムは英「Jazz Journal International」誌の評論家投票にて第1位を獲得。
2006年、中山正治ジャズ大賞のアマチュア部門グランプリ獲得。
ビクターエンタテインメントからメジャーデビュー。
ネット環境がリッチになる
ハイレゾリューションコンテンツ(ハイレゾ)が配信可能になった。
テクニクスブランドの復活。
男性は数値重視
女性は感覚・感性
ハイレゾは女性をターゲットにする。