氏神様のもとへ
私たちが今住んでいる土地は「氏神様」という高級霊が守ってくれています。
その氏神様は近辺の神社に祀られているのです。
氏神様は土地を貸してくださり、私たちに日々活力を与えてくださる尊く有難い存在。
ですから、お墓参り同様に氏神様の元へも定期的に通い、日頃の感謝をお伝えしましょう。
また、引っ越しした場合は、近所への挨拶や荷物の搬入よりも真っ先に新天地の氏神神社へ挨拶をしに行きましょう。これが何よりも最優先です。
どの地域がどの氏神様の管轄なのかはハッキリと区分けされています。が、氏神様の区画と行政の区画は無関係。道一本隔てただけで氏神様が違うということもあるのです。
目の前の神社が氏神様だとは限りません。
(※氏神様が明確でない場合には、各都道府県にある神社庁に問い合わせて教えてもらうようにしてください。他にはその土地に古くからいる年配者や近所の神社の神主さんに聞くという手もあります)
【時間】
早朝の空気が澄んでいる時が理想的。無理なら日中の明るい時間に。
絶対タブーなのは夜。夜の神社には未浄化霊が集合します。そこで憑依を受けることもありますし、そもそも暗い時間帯に訪問すること自体モラルに反しています。
ただ、初詣や縁日が開催されている日は例外。
【鳥居】
鳥居を潜らずして境内に入るのは失礼な行為。
神社は裏からではなく、正面の鳥居からお辞儀をしたあとに入ること。参道の中央は正中と呼ばれる神様の通り道。なので端を歩くように。
【手水舎】
手水舎では必ず両手を浄め、口をすすぎます。飲んではいけません。
そのとき柄杓を直に口にはつけず、左手に貯めて口に運ぶように。
【お参り】
参拝の際も真ん中には立たず、右か左に寄ってください。
頭上の鈴は家で例えればブザーのようなもの。「参りました」と知らせるために鳴らすので、一回で十分。
お賽銭の額は気持ち。高額だから沢山のご利益を受けられるわけではありません。投げ入れず清々と納めること。
参拝一度目は自分の守護霊に対して。二度目は神様に対して。「二礼・二拍手・一礼」しましょう。 そのとき大切なのが、自分の名前と住所を名乗ることです。マンションやアパートの場合、部屋番号まで名乗ること。
因みに氏神様への参拝は仕事運に直結します。自宅の氏神神社はもちろんのこと、職場近くの神社と通勤途中の神社へも参拝しましょう。すると仕事で必ず自身をサポートしてくれます。