映画『アイリッシュマン』
映画『アイリッシュマン』
監督:マーティン・スコセッシ
出演:ロバート・デ・ニーロ/アル・パチーノ/
ジョー・ペシ/
レイ・ロマノ/ボビー・カナベイル/
アンナ・パキン/
スティーブン・グレアム/ハーベイ・カイテル/ステファニー・カーツバ/キャサリン・ナルドゥッチ/ウェルカー・ホワイト/
ジェシー・プレモンス/ジャック・ヒューストン/ドメニク・ランバルドッツィ/ポール・ハーマン/ルイス・キャンセルミ/ゲイリー・バサラバ/マリン・アイルランド/セバスティアン・マニスカルコ/スティーブン・バン・ザント
本年度オスカーアカデミー賞のノミニー作品。
Netflixだからか尺が長いからか、上映映画館が少なくて苦戦。
やっと観れた207分。。
マフィアの激渋おじさま映画。
太い、太いぜ。。
『2人のローマ教皇』でも思ったけど、スクリーンに映されてもなんの問題もないどころか、なんて美しい映像画質。
ノミネートされるために上映は勿論念頭にあるだろうけど、本当に侮れない。
スマホやTVはマジで勿体ないなと思ってしまう。
また207分をお家で一気見って、なかなか無理な集中力。
絶対途中でトイレ行ったりお酒取りに行っちゃうもん←
さすがに睡魔をずっと闘ってたけど…通して強制的に観て良かった。
睡魔の理由には、デニーロ様の声がずっと語り続けていたからという説も←
ツラツラな語り口調が心地良くて…。笑)
彼の半生の振り返りで進んでゆくストーリー。
ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、そしてジョー・ペシがたまらない。
芝居は当然ながら、各時代の人物を1人でこなす。
そのシワ、白髪、ヘアメイク部門でこっちが受賞してもおかしくないほどに素晴らしくて…。
とにかく男くさくて血も玉もぶっ放しシーンが、いいアクセントで出てくる塩梅はセンスーー。
『ミッドサマー』『2人のローマ教皇』を続けて観て思う共通点。
家族、仲間、友情、を超えた親(心)友、繋がり。
人と人との結びつきが頭から離れない。
それぞれの描き方で、至高の画で。
『2人のローマ教皇』ではピザ、
『アイリッシュマン』ではミニパフェのようなアイス。
もしくはホットドッグ。
食べたいなぁ。
映画の後味と共に噛み締めたいや。
おじいちゃん友情ジャンル。
『2人のローマ教皇』では愛おしく、
こちらはちょっとイカツいけど。笑)
娘とのエピソード部分があって良かったな、好きなエピソード。
推しは1番のボス、ラッセル役のジョー・ペシ。
背の低さ、顔立ちは見方を変えれば可愛らしく、しかし絶対的ボス。
ハマる声だったのも印象的。
渋谷アップリンクに駆け込めて良かった…。
オスカー作品で日本公開されてるのはこれで制覇、かな。
あとはこのあと公開のものを待つだけ。