病院受付にいたころ思ったお金と健康 そして健康経営銘柄2020選出
病院の受付にいた頃
お金と健康の関係性について
考えさせられることが結構ありました。
お金はあればあったで
困りはしないものですが
万能なものではなく
健康をお金で買うことはできません。
健康保険証を見ると、どこにお勤めなのか、
また、会社名まで分からないにしても
どういった分野なのか位は分かるものなのですが
大きな会社に勤めていて
生地の良さげなスーツを着用し
お仕事中にお薬をもらいに来る方や
見るからに高額な外車に乗ってやってくる
自営業の社長さんとか
お金に縁のある方が
必ずしも健康的かというと
そうでもなく、沢山生活習慣病を抱えていたり
(まぁ、病院に来るのだからある意味当たり前ですが)
そうかと思ったら
年金暮らしで細々と過ごしている
おじいちゃんが
毎月お薬をもらいに来られたりもしましたが
それさえ飲んでいれば他は健康で
足腰はしゃきっとして
家の周りに置いてある植木をいつも楽しそうに
手入れしていたり(ご近所だったのでよくお見かけました)
同じ位の歳の別のおじいちゃんは
お金はあっても
もう
歩けなくなって
病院で寝たきりになったり
お金があれば幸せなんてことは
決してないな
と
当たり前のことを感じた受付での日々でした。
さて、
話は変わりますが
健康経営銘柄というものがありまして
経済産業省と東京証券取引所が共同で年1回
選定するのですが
従業員の健康管理を経営的な視点で考えて
戦略的に取り組んでいる企業を選びます。
3月2日に健康経営銘柄2020が発表になり
今年は40社選定されたそうですが
選定基準がもちろんあり
その中で、さらに財政面でのパフォーマンス等も考慮して
優秀な企業を選ぶそうです。
コロナの騒ぎで
在宅勤務にしたり、子どものいる従業員をお休みにさせたりと
それぞれの企業でできることを行って
対応しているみたいですが
同じ働くなら
従業員への健康管理を考えてくれている企業の方が
いいですよね。
健康経営銘柄は
そういった企業であることの
一つの目安になります。
健康はお金では買えません。
そういったことに気づいている企業は
企業としての健康寿命も長くなるのではと
思います。