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『ひのき屋』の表紙

最期の仕事。

2020.03.05 04:38

先日「コロナの影響で突然小学校生活を打ち切られてしまった子どもたちのために・・・というより、ウチの娘のために何か企画してくれ!」という脅迫めいた投稿をしたところ、その想いを受け取ってくれた人がけっこういてくれて、それぞれにいろいろと考えてくれてるみたいです。ありがたいことです!というか、そういう投稿をしたらハッとして動いてくれる人が何人もいるだろうと確信してたんですよ。函館は情に溢れた人が多いから。


自分でもいろいろ考えてみました。こういうときに一番気を付けなきゃいけないのは、子どもたちのためと言いながら、結局自己満足になってしまいがちなこと。なので子どもたちにとっては何が嬉しいか、何が悲しいかを改めて考えると、やっぱり今のクラスで過ごす時間が突然打ち切られてしまったことが悲しくて、今のクラスの友達で過ごすことが一番嬉しいんじゃないかと思いました。


そんなわけで、この騒動が終息するのはいつになるのかはわからないのですが、落ち着いたら今のクラスで集まる機会ってのを作ることを学校に提案してみようかな、と考えました。でも改めて卒業式ってのもなんだかシラける気がして、だから何をやるかはとりあえず置いておいて、とりあえず教室にみんなで集まる機会を作ってあげることが大事かなぁと思うのです。卒業してしばらくしてから「最後の授業」とか、金八先生なら涙と鼻水を流して熱く語るだろうな。笑


おそらく通常通りの卒業式というのも出来ないでしょう。だからこのことを提案するのが、私のPTA会長としての最後の仕事なのかも知れません。