宮ハエ62編成
2020.03.05 05:09
▲東福生へ滑り込む宮ハエ62編成(やっちん様提供・転載禁止)
在籍:1996.01.24-2018.09.21
営業運転開始日:1996.03.1X(XX運用)
営業運転終了日:2018.08.22(79運用)
東急車輛製造。南古谷方より、Tc3002-M3002-M’3002-Tc’3002で組成された編成です。
2010年に運用番号表示器をマグサイン式のものよりLEDに、2014年9月に編成札をラミネート加工のものにそれぞれ変更。
2018年8月、「ご乗車ありがとうございました 62 ラストラン」と書かれた編成札をラミネート札の上に貼り付ける形で掲出。一通りの運用に入り209系3000番台の中では最も早く営業運転を終え、東大宮操車場へ疎開回送され、郡山総合車両センターへ配給されました。
その年の同センター一般公開にて、当編成の先頭車2両の運転台を中間車2両に取り付ける「先頭車化改造」がなされていたことが判明。
現在は全車とも車籍は喪うこととなりましたが、中間車は文字通り先頭車の遺志を受け継ぎ4代目の東大宮訓練機械として裏方で活躍しています。
先頭車2両は自らの「顔」を供出した剝き出しの姿を晒しながら2018年12月に解体処分となっています。
▲「全通80周年ありがとう」の意を込めた記念塗装のキハ110系と「今までありがとう」の意を込めた特製編成札を掲出する宮ハエ62編成との並び(まるく様提供・転載禁止)