おもてなしの基礎英語150:What can I say?
おもてなしの基礎英語 1月度
キーフレーズ 「やんわりと謙遜する」
What can I say?:それほどでも。
📝 冒頭の会話より
A:It reminds me of the countryside in Shiomotena. It's so green and peaceful.
B:It's sounds like you really love you home.
A:What can I say?
ドラマの会話:棚田の風景をスケッチしている、えみ。そこへニックがやってくる。
Nick:I can't get enough of this scenery. It makes me think of home.
➡:この景色をずっと見ていたいな。懐かしい気持ちになるよ
Emi:Really?
➡:本当に?
Nick:It reminds me of the countryside in Shiomotena. It's so green and peaceful.
➡:シオモテナの田園風景を思い起させるよ。緑が多くて、のどかなんだ。
Emi:Shiomotena has a lot of nature, too?
➡:シオモテナにも自然が沢山あるの?
Nick:So much. The land is fertile; the people are so warm-hearted, too...
➡:それはね。土地は肥沃で、人々もとても心が温かいんだ…
Emi:It's sounds like you really love your home.
➡:あなたは本当に故郷が大好きなのね。
Nick:Well, what can I say? How's your painting coming?
➡:うん、まあね。絵のほうはどう?
Emi:I don't know about the composition. Do you think it's too much?
➡:構図には自信がないの。ちょっとやり過ぎだと思う?
Nick:It's awesome. You definitely put your heat on the canvas.
➡:凄くいいよ。キャンバスに自分の心を確実に入れ込んでいるね。
Emi:You think so?
➡:本当に?
Nick:Absolutely. You've come a long way.
➡:ああ、素晴らしく進歩したよ。
Emi:Thanks to you.
➡:あなたのお陰ね。
🔻🔻 おもてなし基礎英語 キーフレーズ解説 🔻🔻
What can I say?:それほどでも。
What can I say? は「何と言うことができるだろうか?」ということが文字通りの意味です。人に誉めらられた時などに、やんわりと謙遜する表現になります。
日本の謙遜は自分が相手よりへり下ることで敬意を示すことが一般的ですが、英語の場合は相手と同じレベルまで降りてきて対等になるのが一般的です。
ドラマではえみがニックに対して「あなたは本当に故郷を好きなのね」と言ったのに対して、ニックはその国への強い気持ちを抑えて What can I say? と返しています。このようにあまり自慢したくないようなときにも使うことが出来ます。
また、相手が救いようのない状況に陥って怒っていたり、悲しんでいたりした場合に What can I say?「何て言ったらいいか」 と同情のような使い方をしたり、自分の欠点やミスを責められたりした際に What can I say?「返す言葉もないよ」と認めるようなニュアンスでも使うことが出来ます。
✅ おもてなし基礎英語 色々な言い回し
What can I say? I have no words.:なんて言ったらいいのか。言葉もないよ。
✅ おもてなし基礎英語 フレーズを使ってみよう
A:You often post picture of lovely cats on social media. There are so many cute pictures and they're all beautifully taken.
B:What can I say? I love cats!
A:By the way, Did you lose some weight recently? You still cook late at night, and you love to gobble it up, right?
B:What can I say? I like late nights.
A:She is a night owl.
🔊 発音のポイント 🎵
What can I say?:一気につなげて「ワッカキャナァイセイ?」のように発音します。What の[t]はサイレント気味に。
🔷🔹 基礎英語フレーズ ポイントレッスン 🔹🔷
📘 POINT①
I can't get enough of this scenery.:この景色をずっと見ていたい
直訳すると「この景色を十分に得ることができない」ということです。can't get enough of は「~に夢中だ」scenery は「景色」という意味です。I can't get enough of 〜で「私は〜ならいくらあっても十分でない=私は〜に目がない/大好きだ」という表現になります。口語では of が省略されることがあります。
📘 POINT②
How's your painting coming?:絵のほうはどうですか?
「あなたの絵はどうなった?」と尋ねています。How's〜coming? で「〜の経緯、経過を尋ねている」フレーズです。似た表現の How's 〜 going? はより漠然と「〜の経緯」を尋ねているニュアンスになります。
🔷🔹 おもてなし基礎英語フレーズ備忘録 🔹🔷
makes me ~:私に~をさせる/私を~にして
It reminds me of ~:~を思い起こさせる
peaceful:穏やか/平和的
fertile:肥えた/肥沃な/豊作
warm-hearted:親切な/思いやりがある/心が温かい
composition:構図
You've come a long way:だいぶ進歩した/成長した
「長く遠い道のりを来た」ということです。文字通りの意味として使う場合もありますが、「過去を振り返り、現在まで色々あって成長をした」というニュアンスも含まれ、つまり「すごく成長したね」という意味になります。相手が以前より、成長していたり進歩している相手を褒めるときに使える定番のフレーズになります。
I’ve come a long way.:色々あったなぁ
night owl:夜更かしする