インスリンのコントロール
2020.03.06 05:50
炭水化物や糖質をいきなり摂取すると、 血糖値が急上昇します。
血糖値が高くなると、取り込みきれない糖が血中に増えていきます。
そして、それが糖尿病や肥満の原因となります。
これは、インスリンというホルモンと深い関係がある為です。
インスリンは、血液中の糖をエネルギーとして、
肝臓や筋肉に蓄える働きをもっています。
血液中の血糖値が高くなると、
このインスリンがすい臓のランゲルハンス島から分泌され、
血糖値を下げようとします。
しかし、大量のインスリンが分泌されてしまった場合、
余った糖は脂肪として脂肪細胞へと運ばれていきます。
この脂肪細胞で貯蓄された結果、糖尿病や肥満となるのです。
つまり、
インスリンが大量分泌されない食べ方 = 血糖値が急上昇しない食べ方 をすれば、
糖尿病や肥満を防止する事ができるのです。
炭水化物や糖質を摂取する前に、 タンパク質、ビタミン、ミネラルなどを先に摂ることで、
糖の吸収が緩やかになり、 血糖値の急上昇をコントロールすることができます。
ぜひ試してみてください。