江田集落の新茶を摘みました。
新茶の季節!
神山町では至る所で茶摘みをしています。
神山町は茶の産地でないため
多くは自家消費用に茶の栽培が行なわれてます。
庭先で少し栽培するぐらいかな。
で、摘んだ茶葉はどうするかと言うと、製茶工場に出します。
【ここからがポイント】
神山の製茶工場では、処理をおこなう窯に約100kgの茶葉が必要だそうです。
僕らが収穫した茶葉は42kg…?
あれ・・・足りないですね(笑)
では、どうなるかというと
他の家庭と混ざります。←※ここ重要
ようは、江田集落で丹誠込めて栽培されたお茶が
他の家庭と一緒にされてしまう。
これでは、江田の資源を最大限活かせてません。
収量を望もうとすれば、あと3倍の茶葉が必要。
効率や、生産性を考えれば、製茶工場の言わんとすることはわかる。
けど、”江田集落 手摘み茶”ではなく
”神山町の新茶”になるのは、大変理解し難い。
江田集落で、みんなと一緒に手で摘んだことには
変わりはないけど、数年先自分が暮らしを営み
江田の産物を届けていく上で
この問題は、うやもやにしたくありません。
過去に、前任者含めなぜこの問題を共有できてなかったのか。
※棚田の新茶じゃないじゃん。
自分で、見て聞いて考えていかないと分からないことだらけです。
まだまだ勉強不足なことばかりで、反省しました。
茅を使い地を肥やし、無農薬で安心して手で摘める茶葉。
そして、その茶葉だけで加工するためにも、まだまだやるべき事が多くあるはず。
毎年勉強(笑)
自分たちで製茶出来るのか。
それとも、収量を増やし解決していくのか。
明日から、また地域の人に尋ね回り
少しずつ自分が望む環境に近づけていきたいです。
【神山町地域おこし協力隊 / 植田彰弘】