リカンベントの紹介2(OPTIMA BARON)
私の所有しているリカンベントを特徴等を含めて紹介させていただきます。
第二弾は、3台目に購入したオランダのオプティマ社のバロンです。
分類としてはローレーサーですが、その後座面がさらに低いX-LOWというモデルが発売されましたので、現在ではミッドレーサーに近い部類かと思います。
購入は京都のLOROからで、国内輸入2台目でした。
初期モデルのため、1台目とは一部仕様が異なっていました(リアディレーラーとブレーキのケーブルをフレーム内を通す方式ですが、フレームの穴部分にケーブルを保護する部品は付いていませんでした)。
アルミフレームで、前後機械式ディスクブレーキ仕様(現在はオイル式)、SRAMのグリップシフト、ステムは固定式で狭いサイズのハンドル(現在はコの字型のオープンハンドルタイプ)でした。シートは最初はオプティマ社標準のカーボン製でしたが、やや体型に合わなかったので、同社のFRP製のものに交換しました。
ハンドル周りの部品は、オプティマ社製ではなく、ステムはMTB用、ハンドルはパフォーマー社製を使用しています。
チェーンリングは、ROTORのQ-Ringsを使用しています。
シートの端に付いているL字型のパーツは、カーボン製リアフェアリングを取り付ける部品のひとつですが、通常は車体を持ち上げる時にグリップ代わりに使用しています。
ツーリング時にはこのタイプ用のサイドバックを使用しています。
ツーリングだけでなく買い物などにも使うことがあるため、スタンドを付けています。
特長と良い点
①素直な操縦性
②空気抵抗が少ない
③オプションのリアラックとパニアバックの併用で意外と荷物が運べる
④現在ハンドル周りをオープンコクピット化したおかげで、乗り降りと直進性がより良くなった
やや欠点と言える点
①自動車からの視認性が悪い
②乗り心地がやや硬い(シートの素材がFRPのためか?)
③チェーンの取り回しの関係で、ペダリング時にやや抵抗を感じる
④車体の長さ(大型バイク用のカバーでないと、全体を覆うことができない)
総じて、素直な操縦性から乗りやすく、ツーリングやサーキットでの高速走行もこなす優秀な機体だと思います。