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「宇田川源流」【土曜日のエロ】 とうとう土曜日の記事にまで進出してきた「新型コロナウイルス」のエロ的な評価(イタリア編)

2020.03.06 22:00

「宇田川源流」【土曜日のエロ】 とうとう土曜日の記事にまで進出してきた「新型コロナウイルス」のエロ的な評価(イタリア編)

 今週も土曜日のエロの日になった。まあ、エロは偉大であると思う。人間が唯一といっていいほど「動物」に戻る瞬間であり、また人間の本性が最も現れる時間であると思う。「性癖」という意味で、人間が最も様々なことが出て来る。もっと言えば、人間の隠したい部分が最も現れる場所でありなおかつその本性が最も現れる場所なのである。それだけ、人間というのはなかなか面白いし、また、奥が深い。

さて、そのような感じで、見ていると、様々なニュースが出てくる。まあ、その様々なニュースの中には、真面目なんだけど真面目ではないようなエロいニュースが出てくることがある。

そもそも必ずニュースが出てくる裏には、そのニュースの後ろ側が存在する。ニュースの裏側というのは様々な内容があり、またその内容は様々な力関係や人間関係が交錯しているものである。

その「人間関係」というのは、ある意味で、「理性の世界」つまり「理論や頭で割り切れる世界」と、「エロ」や「感情」のように「全く割り切れない世界」がある。割り切れない世界は、その割り切れない世界の中で、それなりに人間の中の思考に入ってくるものなのであるが、一方で、その感情同士が抵触することも十分にありうる。まあ、割り切れない内容の者が抵触するというものの中で、もっともよいものは「エロ」と「感情」が釣り合わないということであろう。

単純に「嫌いな人なのに体の相性は良い」というような感じが出てくるものがもっともよいたとえなのではないか。ある意味で「割り切れない」という表現をしたが、社会的な理性や頭脳では制御できない世界があり、その制御できないものに関しては、「感覚」つまり「肉体に与えられる刺激」ということと、もう一方で「感情」ということになる。ある意味でエロは「エロに至るまでの感情」と「エロい行為をしているときの感覚」という二つの要素を組み込んでいるわけであり、その要素の融合体をどのように考えるかということが重要になってくる。


イタリアで新法令、身体接触避けるため「ハグや握手は自粛」

 【ローマ=笹子美奈子】イタリア政府は4日、新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的とした新たな法令を発表した。他人との身体的な接触を避け、あいさつとして一般的なハグや握手も控えるよう求める内容だ。

 法令を受け、国内で開催するスポーツイベントは4月3日まで無観客で行われる。サッカー・イタリア1部リーグ(セリエA)の試合も対象となる。映画館や劇場は、1メートル以上の対人距離を保った上での営業のみ認められ、これらの施設は事実上、入場制限か休館となる。

 イタリアでは2月下旬以降、北部のロンバルディア、ベネト、エミリア・ロマーニャ州で感染者数が急増し、人の出入りを制限するなどの措置が取られていた。

3/5(木) 19:28配信読売新聞オンライン

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200305-00050253-yom-int


 さて、今週のニュースといえばやはり新型コロナウイルスであろう。まあ、なんとドイツとフランスがとうとう日本の感染者数を上回ったという。基本的にドイツやフランスがそれだけ中国と接しているのか、あるいは、イランなどのシーア派の国と親しくしているということに他ならない。しかし、その感染者数の増加率がなかなか高い。

ではなぜフランス・ドイツ・イタリアの増加率が高いのか。

それは「キスとハグ」であるとイタリア政府は考えたのである。まあ、スプレッダーとか、空気感染とか言っているが、キスなどは基本的には「直接感染」であり、空気感染などということにはならない。単純に、コロナウイルスに感染している人と「キスとハグ」であいさつすれば、簡単に、感染してしまうことになる。それだけではなく、空気中のウイルスが顔や唇についていた場合、キスをすることによって、その感染が広まることになり、本人が感染していない間にあいさつした相手が感染してしまうというような感じになってしまうのである。

まあ、日本人ではなかなか考えない法律であるが、イタリアは、そのようなことが考えられるのであるということになる。

文化的に言えば、日本人の場合は、もともと平安時代和歌や黒い髪のみで女性の美しさを計っていて、その内容で結婚を決めていた。農耕民族である日本の場合は、「八百万の神」信仰があり、自分の中にも行為にも神が宿ると考えていた。そして、女性の体の中には「黄泉の国に通じる道」があり、男性などに見られてしまうと、その黄泉の国に通じる道が閉じてしまって、女性としての機能が神から奪われると信じていたのである。そのために、女性は常に肌を見せることなく扇で顔を隠していた。時代の変遷とともに女性が露出することが多くなってきたが、それでも他の国と違ってアダルトビデオなどではモザイクがかかっているということになる。

しかし、全知全能の神がすべてを作ったとされる一神教の世界では、ある意味で「体は神の創造物」であるというような考え方になり、「創造物同志お互いに敵意がないことを示す」ということになる。このことがあいさつに変わりがあり、また露出度や表現方法にも文化的に変わりが出てくることになる。

日本の男性がイタリア人女性相手に「普通の挨拶」が「キスとハグ」であって、驚くことも少なくないのは、このような文化の違いによるものである。

逆に言えば、そのような文化の違いから、「感染ルート」も異なることになる。つまり日本人の場合は「閉鎖した空間」というような感じになるが、しかし、家族などの濃厚接触ということ人関してはあまり考えられていない。つまり性風俗店は「閉鎖空間」ではあるが、「男女一名ずつ」が基本であって(乱交パーティーではない)感染しても仕方がないとされる。

まあ、文字通りの「濃厚接触」であるからどうしようもない。また、それが怖い場合は性風俗店にはいかなければよいのであって、あまり大きな問題にはならない。

しかし、イタリアの場合、通常の挨拶がそのような状況を作り出し、日本で言うところの「濃厚接触」と同じになってしまっているということになる。そこで「挨拶という文化を変更する」という法律を求めることになるのである。

まあ、なかなか面白いが、あいさつという習慣を変えられるのかは、なかなか難しいのではないかと思われる。