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小野塚ノブオの警視庁24時

㊱『不安の連鎖』

2020.03.07 12:57

 こんにちは、小野塚ノブオです。

このブログを書くようになってからもう2年くらい経つと思いますが、2回連続で同じテーマで書いた事は一度もなかったと思います。

でも今は世の中の関心事がほとんどコロナウィルスに関連するものばかりなので、他の内容の話しを書いても見向きもしてもらえないだろうと思います。

今はそれほど危機的状況であると言えます。

と、言う事で前回に引き続き新型コロナウィルスについて。


まあ、この何週間かコロナウィルスに関連するさまざまな事件が起きてますが、意外とバカらしい事も多いですね。

大衆はパニックになるととても滑稽です。

もちろん深刻な問題も多いのですが、「アホか?」と思う事も結構あるものです。

人の命に関わる事なので軽々しく批判する事は出来ませんが、政府の対応にしても一般大衆の動揺する感情にしても、気持ちは分かりますが幼稚に見えます。


マスクや消毒薬の不足に続いて次はトイレットペーパーと来たか。

まさかのトイレットペーパー、そしてボックスティッシュ。

70年代のオイルショックを思い出します。

ペーパー類の不足はイタズラなデマから起きた話しなのですが、未だにオープン前のドラッグストアには朝早くから行列が出来ています。

報道でデマだと伝えてる事を知ってても並んでます。

高円寺の駅前のドラッグストアに2日連続で並んでる人を僕も見かけてます。

埼玉に住んでる友人に聞くと、無いと不安になるので余分に欲しがるものらしいです。

無いと不安になる?

トイレットペーパーが?

僕には全然分かりません。

僕はトイレットペーパーやボックスティッシュが無くても死にはしません。

トイレットペーパーが無くなったら左手でケツ拭いて右手でカレーを食うので大丈夫です。

それより朝早くからケツ拭く紙を買うための整理券欲しさに折り畳み椅子まで用意して薬局前の行列に並ぶ心理の方が僕は恐ろしい。

何がそんなに不安なんだろうか……?


これはきっとマスクやティッシュが無くなる事が不安なのではなく、新型コロナという未知のウィルスに対する不安が大衆の心に拡大した結果に起きる異常な心理なんだと思います。

大衆が正常な心を失っている。

致死率だけを見たらインフルエンザの足元にも及ばないこの新種のウィルスに恐怖を感じるのは未知の病であり、特効薬もまだなく、予防接種もできないから不安になるわけです。


そして学校は休校、職場も閉鎖、イベントは中止、人間関係は分断され、コミュニケーションの場が奪われて皆んな家に閉じこもって買いだめしたトイレットペーパーに囲まれて安心してたら大きな間違いだと僕は思います。

マスクやトイレットペーパーが反社会勢力の資金源になる日も近いかも。


せっかく北朝鮮が日本海にミサイル二発も飛ばしてるのにほとんどシカトして薬局の行列に並ぶ日本人。

気持ち悪いわ!

つまり一番怖いのはウィルスより人間だということですね。


これは政府の対応が全て後手に回ってる事にも大きな責任があると思いますよ、やっぱり。

これだけ世界的にも大きな事件になってるのに。


アメリカの対応はいつも早いのにね。

それに日本人の国民性も関係してます。

僕たち昭和生まれの者はガキの頃から「風邪なんて寝てりゃ治る」と教え込まれ、ちょっとくらいの病気なら学校や会社を休めない風潮の中で育ってきた事が、今になっては集団感染の原因にもなり得ます。

野球もサッカーも相撲も無観客試合にするのにまだオリンピックはやる気満々?

よく分からないなあ。


まあ、とにかく皆さん、もっと冷静にこの危機を乗り越えて行くべきですよね?

僕らのライブも無観客試合になったらイヤだなあ……というわけでライブのお知らせです。


3月10日(火) 荻窪クラブドクター

open 19:30 start 20:00

¥2,000/¥2,300(+1drink)

20:00〜ゲリラ

20:40〜S.リューシン

21:25〜カナリア時限爆弾

今月のライブはこの一本だけ、理由あって5月まではライブをお休みしますので是非みなさん遊びに来て下さい。

お待ちしてます。


別にコロナウィルスの影響で自粛するわけじゃないよ〜。じゃーね👋