おかげさまで一年!#01
サッカー、野球ユニフォームのリメイクバッグ、個人様からのオーダーをお受けして1年が 。
データのバックアップトラブルで全てご紹介できていませんが、約250個も製作させていただきました。
製作頂いたお客様、ありがとうございます!
当初、SNSのDMやメールフォームのお問い合わせにも気付かなかったりと、こんなに反響があるとは思わず....
Twitterのフォロワーも取引先や友人しかいなかったのに現在は約1000人の方にフォローしていただきこんなにも環境が変わるものとは思いませんでした。
最初に「J2ブログまとめ」様でご紹介頂き、製作頂いたお客様からのご紹介やリツィート。
本当にありがたいです。
みなさんに広げてもらっています。
作った当初は前のブログにも書いた通り、面白そうという少し遊びの気持ちから。
それがInstagramからVファーレンサポーターさんからの問い合わせから少しずつ広がっていき、たくさんの方からご注文をいただくようになりました。
これまで製作したリメイクバッグを見返すと、一つ一つが個性的でほぼ同じものはありません。
まだ短い一年ですがこれまで製作したリメイクバッグ達、いくつもエピソードがあります。
そこで私達の回顧録として、を数回に渡ってご紹介したいと思います。
また、まだ私達"Working Class Heroes"を知らない方やこれからオーダーしたいと考えている方へデザインの参考になればと思います。
まずは私達の最初の分岐点となったリメイクバッグをご紹介します。
松本山雅FC ユニフォーム リメイク トートバッグ(S)
「えっVファーレンじゃないの?」と思う方もいらしゃるでしょうね。
でもこのバッグから「継続的に続けていこう」と思ったきっかけです。
当初、1点1点お作りする個人オーダーはデザインを決めるやり取りで時間も掛かるし本業の仕事も追っつかない。
ご注文するお客様からすると、他のリメイクバッグ屋さんと比べると高いでしょう。
実際に手にとって見ていただければご理解していただけると思いますがそうもいかない。
ユニフォームを解体し裁断。お客様のユニフォームですから失敗は許されないし神経をかなり使います。
またチームごとにテープカラーを変えるのでまとめて購入もできない。
思ったよりコストが高く、時間の割に利益は薄い。
ジレンマもあり、本業が忙しくなる6月には「個人オーダー」をお断りしようかと考えていました。
ですが、このお客様からのメールが続けるきっかけとなりました。
このユニフォーム、お母様の形見で保存する方法を思案していたそう。
SNSで私達を知り、ご注文いただきました。
「これで母と一緒に応援に行けます!」のメールに涙しました。
一気にやる気スイッチが入り、とことん作り続けようと決めた一つです。
Instagram DMから問い合わせをいただき製作した特注サイズのトートバッグ。
お送り頂いたユニフォームを横、縦、幅すべて最大限まで大きくしました。
このバッグを製作する以前様々な問い合わせが多数ありました。
「パスケースを作ってほしい」「幼稚園の娘のユニフォームでトートバッグを作ってほしい」「タオルでボディーバッグを作ってほしい」などなど。
びっくりしたのは、「手持ちのバッグの一部にユニフォームを使ってほしい」
同業者の方やご自身で製作できる方は理解していただけると思いますが、手元になく実寸のわからないユニフォームで「はい、できます」とはいえません。
まず、デザインを起こし型紙を製作しサンプルを作らなければなりません。
そしてその希望するバッグに使用する資材を揃えなければなりません。
それでも真摯に受け止め、サイズをネットで調べ概算でコスト計算しお答えしました。
「前向きに検討します」「次回のデザインを見て決めます」でも大半は無反応。
しょうがないのですが、やはり続くとストレスが溜まります。
一番多くは「大きくしてほしい」でしたが、これも同じ。
サイズも分からなければ、価格も未定。注文しにくいのでしょうね。
これをクリアするには実際に作って価格やサイズを決めてしまうこと。
最初に初めてのものをオーダーするのは勇気が入ります。
不安ですよね、どうなるかわかりませんから。いくらなのかもわからない。
でも信用してユニフォームを送ってくださるのです。
非常にありがたくそしてその信用に答えなければなりません。
実際にはこちらのモンテデュオのバッグ、今のトートバッグ(L)とはサイズが違いますが、基準となりトートバッグ(L)が生まれました。
この後、サイズが加わったことでオーダーも増えました。
新しいバッグの種類やオプションの仕様は、初めてオーダーするお客様のご注文により生まれます。
いくつもありますが、これが最初の分岐点です。
少しずつ増え続けたSNSのフォロワー数。
Twitterは「浦和レッズユニフォームリメイクトートバッグ」の掲載後から、Instagramは「川崎フロンターレユニフォームリメイクバッグ」から一気に増加しました。
アップした時間帯やハッシュタグ、リツィートなど条件により異なるかと思いますが、あくまでデータとして。
上記はフォロワー数の分岐点ですが、ちなみに「いいね」数は各SNSで異なります。
こちらは後日のブログにて。
「浦和レッズ」のお客様はTwitter経由のご注文で、「川崎フロンンターレ」のお客様はInstagram DMからご注文。
「浦和レッズ」のお客様は男性で、「川崎フロンターレ」のお客様は女性。
そして、どちらのお客様も2個製作頂きました。
みなさん「スポンサー愛」がすごいのですが、特に「浦和レッズ」の「三菱愛」がすごい。
長崎市出身なのにこんなに「三菱愛」はありませんでした。
もっと大切にしないとならないですね。
新型コロナウイルスの影響で、試合がない日々。
みなさま、しばらく暇つぶしにご覧ください。