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お母さんとしての日々。

2020.02.04 01:34

レンと2人のオーロヴィルライフ2日目。

朝、3人でバイクに乗ってquiet healing centerへ。


海辺のセンターはとってもきれい。

庭からザプーンと寄せる波が見える。

浜辺まで歩いて行きたかったのだけれど、レンが海は嫌だというので諦める。


センターでバイクの練習をし、なんとかなって来たので

お腹が減ったというレンを連れてオーロヴィルベーカリーへ。


このパン屋さんはオーガニックの小麦粉を使って、薪でパンを焼いている。

西洋人率が高いので、近所の薪釜パン屋さんよりクオリティーが高くクロワッサンが美味しい。


日本では絶対に買わないけれど、

ここでだけはチョコレートクロワッサンを買ってレンにも少しあげてもいいことにしている。


ものすごく美味しい。


カフェではオムレツとドーサとレモンジュースを注文。


自分でパンにバターを塗ったり、ドーサにココナッツチャツネを塗ったりして

器用に食べたあと、トイレに行こうとすると

可愛い4歳インド人の女の子に話しかけられる。


お店に入って来た時から美しすぎて目が離せなかったほど可愛い子。

すごく人懐っこくて

「その子はおしっこしたいの?」

と聞かれたところから会話は始まり、なぜかその子の身の上話が始まる。

「私はオーロヴィルで生まれたの。お父さんはポンディシェリー出身で、お母さんはデリー出身なの。おばあちゃんはオーロヴィルに住んでたの。」


凄まじいほどのしっかりさんだった。


レンは4歳になったらこんなことお話しできるようのなるんだろうか。



2人は手を繋いで歩き始め、

「石を拾って客席のお客さんに届ける」という仕事を始め、大変に喜ばれる。


流石に同じ人に3回、石の山を運んだ時は


「3回目のラッキーで終わりたいからこれでおしまいね!」

と言われたけど。



子どもってのはいるだけですみんなを癒せる驚異的な存在。



ぷらぷらフラフラしていることで、立派に仕事を果たしている。


その後も2時間くらいカフェで過ごし、(その間に私はこれを書いている。)


レンはいろんな人に話しかけ、抱っこしてもらい、握手をして

子どもとしての役割を立派に果たしている。


母親の役割って、そうやって子どもとしての仕事をこなす

子のマネージャーみたいなものかもな、なんて思う。



二十代で世界を回って踊っていた頃、

なんだかたくさんの人が喜んでくれて

ありがとう、ありがとうって写真を撮ってくれて可愛がってもらった。


その役割がレンに回ったのかなーなんて感じた。


お母さんになって、なんだか次の役割が回って来たのを感じる。


アガスティアの葉っぱに書いてあった私の人生。

世界中にダンスを教えに行くこと。


少しずつその未来に近づいているのを感じる。


そのための準備として、レンの付き添いという学びがあるのかな。


たくさん学ぼう。


レンから。