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マヤ

『W旦那+(プラス)』 三代目妄想劇場 番外編(新生⑱)

2020.03.09 03:24

乃愛はスっと立ち上がって俺の前に後ろ向きに座った。




「ちょ…待って💦」




俺は慌ててボートのバランスをとろうとした。




不思議だ…




少しも傾かない。




湖面は相変わらず鏡のように静かで、透き通っている。




「ああ…やっぱこれって、乃愛が見せてくれる夢なんだね」




「バレちゃった?」




その表情は見えない。




ポニーテールを結った白いうなじが目の前にある。




「据え膳食わぬは男の恥」




「え!?…今、なんてった?」




「乃愛、難しい言葉知ってるよね💦」




「はぐらかさないで下さい」




「はぐらかしてなんか…」




「私、そんなに魅力ないですか?」




「いや…その」




乃愛の手が俺の両腕をとらえ、自分の細い腰に巻つかせた。




輝く白いうなじが目の前に迫る。




清潔ないい香りで、頭がクラクラする。




それを振り切るかのように目を閉じて、思いを巡らせる。




俺の好きなうなじは…




好きなうなじには…ホクロがひとつ…




…ホクロ!?




そう‼️思い...出した!




俺の愛する人には、大空に輝く一番星のように、愛しいホクロがある。




つづく