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Me and Songs

ジョン・ボン・ジョヴィ / 英国での最新インタビュー

2020.03.10 03:00

5月発売のニューアルバムに向けてプロモーションが始まった Bon Jovi。



イギリスで出演したTV・ラジオ番組がどんどんYouTubeにアップされていますので、その中から単発的にご紹介していきたいと思います。


今回は現地時間2/25に出演したラジオ番組の要約です。



I: インタビュアー

J: ジョン


ジョンのルーティンは?


0:40 ~


I: 今8時40分なんだけど、この時間はロックスターにはちょっと早すぎたかしら?


J: まぁ、確かにちょっと早いけど、もう皆起きて自分の一日を始めてる時間だろ?子供達も学校に行く時間だしね。



I: 普段のあなたはこの時間何してるの?


J: そうだなぁ、目覚めに強めのお茶を何杯か飲んで、ジムでのワークアウトを済ませてる感じだね。僕は(コーヒーではなく)ティーなんだ。


I: 週に5日間ワークアウトするって本当?


J: ああ、そうだよ。



I: それこそあなたがこれだけ若さを保っている秘訣ね!



ジョンから見た2020年


1:24 ~


I: 16枚目のスタジオアルバムの発売、おめでとう。私は昨日初めて聴いたんだけど、この一枚には全てが凝縮されている気がしたわ。


ロックアンセム的な曲、一緒に歌える曲、ものすごく感情を揺さぶる曲… この新作に関して、今ファンに教えてあげられることはある?



J: 僕らアーティストは、人生のある瞬間・あるタイミングにおいて曲を書く。


このアルバムに関しては、現在世界で起きている様々なことを僕の目線で切り取ったスナップショットみたいなものだ。ただのロックソングではない。



例えば、戦地から帰国してPTSDを抱える兵士たち、アメリカにおける銃規制の問題、トランプ政権のことなど、多くの社会問題がある。


なので、この ”2020” というタイトルは適切だと思うんだ。



目を覚めせ!


2:20 ~


I: 特に“Lower The Flag” という曲には感情を揺さぶられて、動きを止めて聴き入ってしまったわ。


J: 銃犯罪に関する歌さ。


I: 世界中でも起きているけど、特にアメリカでは大きな問題よね。(既に公開された) “Limitless” について教えてくれる?



J: アルバムからの最初のシングルということで、僕たちのファンにより馴染みのある曲を選んだんだ。アルバムへの序曲とでもいうのかな。


朝のモーニングショーみたいなものさ。


「さぁ、みんな起きろ!目を覚ませ!(もうすぐBon Joviの新作が到着するぞ)」 ってね。


“Unbroken” “Lower The Flag” のような(重い)曲では、そういったメッセージにはならないと思ってね。



もしそういう曲を選んでいれば、彼らはきっと「これは暗いアルバムなんだな」という印象を持つだろう。


でも、これは決して暗い・悲しいアルバムではないよ。単に、今この時代を反映した作品ということだ。



ヘンリー王子との共演



I: “Unbroken” について訊きたいんだけど、あなたは先日「ヘンリー王子とタッグを組む」というすごい発表をしたわよね。



J: *The Artist Formerly Known As Prince だよ(笑)


I: あははは!まさにそうよね!(笑)


*The Artist Formerly 

Known As Prince



80~90年代にかけて活躍した伝説のアーティスト、プリンスが一時自らの「プリンス」という名前を放棄した頃に通称として使われた名前。訳は「かつてプリンスとして知られたアーティスト」 


まさか「本物のプリンス」ヘンリー王子が王室を離脱し、「アーティスト」的な側面を見せてこの名称が現実のものになるとは…



ジョンはこのダジャレ?がお気に入りらしく、複数のインタビューで披露しています(笑)


ちなみに、この二人が何のためにタッグを組んだかは こちら をご参照ください。


ビリー・ジョエルとの共演


6:40 ~


I: 少し前に、あなたは大好きなビリー・ジョエルのライブで共演したのよね?


あなた自身がたくさんの人から憧れの存在として見られている一方で、いまだにあなたにもそういう敬愛するアーティストがいるってすごく素敵だと思うの。



J: 僕はビリーの大ファンなんだよ。本当に素晴らしい瞬間だった。


実は僕の友人がビリーのライブを見に行くことになっていて、それを聞いた途端に僕も行きたくなってさ(笑)


当日の朝起きて、チケットを用意できるかビリーに連絡してみたら「おお、おいでよ。でもその分働くよな?」って言われてさ(笑)



「誰一人として僕をタダでは招待してくれないじゃないか!」と思ったよ(笑)


でも、ステージに飛び入りして彼と一緒にプレイするのは本当に最高だった!


終/