オリーブに実をつけたい!
オリーブを育ててはいるけどまだ一度も実をつけたことがない、
もしかしてうちのオリーブは実がつかない品種なの?
今日はそんな疑問にお応えいたします。
まず、ご安心ください。
オリーブには実がつかない品種というのはありません。
あなたのオリーブも次のポイントさえ押さえてあげればきっと実をつけてくれますよ。
⒈ 乾燥させすぎは禁物。
オリーブは排水性の良い土壌を好みますが、だからといって乾燥させすぎは禁物。
鉢植えの場合、土の表面が乾いていたらたっぷりと水をあげてください。
特に花を咲かせる時期に乾燥させてしまうと実がつかなくなる可能性も・・・。
1年を通して、乾燥には注意してあげてくださいね。
⒉ オリーブは2つ以上の品種を一緒に育ててあげるのがおすすめ。
オリーブは自家受粉しにくい植物。できれば違う品種を一緒に育ててあげると
受粉しやすくなって、実がつく確率がぐっと高くなります。
または、あなたのオリーブと同じ時期に花を咲かせている別の品種のオリーブが
近くにあれば、どちらかを運んでその時期だけ一緒に育ててあげるのもいいでしょう。
⒊ 花が咲いているときに雨にあてないで。
梅雨の時期と重なりやすいオリーブの開花期。
雨が強く降ると、花ごと落ちてしまったり、花粉が飛ばずに受粉できないことがあります。
雨よけを施してあげるか、鉢植えであれば雨の当たらない場所へ移動してあげてください。
⒋ 実を付けるにはまだ幼すぎる。
オリーブは実がなるまでに、接ぎ木なら3年以上、挿し木なら5年以上、
また、種から育てた木は15年以上、の年月を経ていないと実がつきません。
⒌ 肥料は定期的に与えてください。
チッ素(N)、リン酸(P)、カリ(K)が同じ量で配合された肥料を与えてください。
植え付けの時はもちろんですが、2.3.4月、6月、10月にも肥料が必要です。
⒍ 新しく伸びた梢はカットしないで。
オリーブは今年の春から初夏に伸びた新しい梢に、翌年花を咲かせ、実を付けます。
実を付けたい場合は、剪定の際にこの新梢をカットしないように注意してくださいね。
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