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不登校生ママのお話聴きます うさぎの耳

そこは絶望するところではありません

2016.02.10 14:17

10代の自殺、が頻繁に報道される。

実をいえば、私は自死ということに中2病的な憧れを抱いて青春時代を送ったことがあったので あまりえらそうなことは言えないのだけれど

やはり、そんなに急がなくて良いよ、

そこはあなたの絶望するところではないと伝えたいと思う。

学校は小さくて、狭い世界だよ。

出て行けばいい。

世の中はそんなに恐いとこではないし、守ってくれる人もたくさん居る。

捨ててしまえばいい。

学校だけがあなたの進む道を示してくれるところではない。

でも…そうは言っても相談できる「友達」は「学校」にいるし

助けてくれるかもしれない大人たちは「学校」以外の道を知らないことが多いね。


だから

これは本当は大人の皆さんに伝えたいことなんだ。

私たちは確かに「学校」で暮らして、学んで、いろいろ得たけれど

それは私たちがそうだったというだけのことで

この子たちは違うのかもしれない。

今の学校が間違っているわけでもないし

絶望しかかっている子どもたちが悪いわけでもない。

別の道がある、っていうこと。

別の道も一本ではなくて…無限にあるって言うこと。

大丈夫、本当に大丈夫。

誰も悪くない。

絶対に大丈夫なんだってことを大人がまず信じなくては

子どもたちを守ってはあげられない。

先生や親とわりかし上手くやれて

学校をするっと通り抜けた私には

息子が学校を拒否したことが神に唾するのと同じように思えた。

それを認めることは

自分の立っている崖の地面を自分で砕くような真似をしているように。

だけどね、

それは単に私の作り上げた恐怖であって、本当にはどこにも恐いものなんてなかった。

大丈夫、大丈夫。

地面はちゃんと在るから!