血海の位置

血海は、内側（陰側）にも外側（陽側）にもあらわれるみたいです。

「陰」と「陽」で捻れを起こしているのかもわかりません。

足首には髄海と同様の変化があります。この場合、奇経治療が適応ですが、やや体幹よりの近位になっているようで、もう少し範囲がが広いかもわかりません。だいたい、経絡、奇経、経別は等間隔で並んでいることが多いのですが、このような変化を起こしている人は、やや複雑になっている可能性があります。

これは後からわかったのですが、足首の内側（奇経の位置）になんらかの刺激を与えると無条件に全身に影響を与えているようです。異常範囲が広いということはそういうことを意味していると思います。つまり、全身に与える影響が大きいということだろうと思います。こういう変化が症状の複雑さを示すのかなとも思います。（穴の大きさは一定ではない）

ホントに様々な症状がある方です。当然ですが、肩や首はパンパンになっています。しかし、このような反応が消失すると、本人も驚く程、肩首が楽になったようです。刺激は数カ所で、一瞬で変化します。

様々な問題が複合して、問題を起こしている場合は、「海」にもこのような変化が起こるのではないかと想像できます。