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健康検査

ダイエットとファスティング

2016.05.08 16:30

ファスティング(断食)と聞くと、いかにもダイエットできそうなイメージですよね。

そして、ファスティング=ダイエット のイメージも強いと思います。

そんなわけで、今回はファスティングとダイエットについてです。


ファスティング(断食)は、その名のとおり何も食べないので、もちろん痩せます。

が、ただ食べないだけの自己流ファスティングののちに、いつもどおりに食べてしまってはリバウンドが待っているので、ファスティングがダイエットにどのように関わっているのかを順に追っていきましょう。


・断食前準備期間

まず、1~2日前から本当に絶食状態になるまでに、胃袋に負担のかからない食事を始めます。
おもゆまでいかなくとも、おかゆやおじやなどの消化しやすい食べ物を、少食と思える程度の量を食べます。

【ポイント1】この時点で、大半の方はすでに普段の摂取カロリーよりも低くなります。


・絶食期間

準備期間を終えて、絶食期間に移行します。

この期間中は倒れないように水分補給を2リットル以上し、塩分やミネラルの摂取に気を付けながら進め、少しの体調の変化を感じたら必ず専門家への指示を仰いだり、ファスティングを中断、中止するようにしましょう。

そんな絶食する期間が24時間以上続くと、身体の細胞が活性化し始めて消費カロリーが上がります。

【ポイント2】なにも食べないことにより基礎代謝分のカロリー消費をするとともに、さらに活性化された細胞の動きで基礎代謝以上のカロリー消費が起こります。


・復食期

実はここが一番重要なポイントとなります。

胃腸が絶食期間以前よりもまっさらな状態になったので、実は絶食以前よりも 栄養の吸収が高くなっています。

ここで以前のとおりに食べてしまってはせっかくの絶食も水の泡。

準備期間と同じように、胃にやさしい食事をしましょう。
絶食期間で胃袋が縮みます。味覚や臭覚、内臓の機能の正常化などでファスティング以前よりも少ないうすあじの食事で満足できるようになります。

【ポイント3】吸収率は上がりましたが、胃が縮んで味覚がもどったことにより食事の満足感が上がるので、少ない量で満足できます。また、細胞の活性化も持続している(うまくいけばし続ける)ので基礎代謝も上がったままで、摂取カロリー<消費カロリーとなります。


・それ以降

復食期間が終わったら、「まごわやさしい」の和食中心の食事を守って生活をしましょう。

早食いだった人もそうでない人もよく噛んで食事を味わっておいしく食べることで、より満腹感を感じられます。

ファスティング以前の生活習慣(食事に限らず)にもどらなければ、活性化された細胞はそのままの状態になるので、ファスティング前よりも基礎代謝が上がり(吸収も上がってることはお忘れなく)和食中心の食事で摂取カロリーも洋食や中華などよりも控えめなので、リバウンドもせずダイエットが成功となります。



といったように、ファスティング(断食前後を含む)をすることにより絶食期間中のカロリーは確実に体内から抜けることになるので、ダイエットに繋がるということです。

ですが、読んでおわかりのとおり、ファスティングをすることによって消化器官が正常化され「消化・吸収しやすい状態になる」ので、結局はファスティング後の食生活(に限りませんが)が重要となってくるので、そこは誤解なく必ず実行し続けることが必要です。


結局、ダイエットで失敗しないようにするのは「日々の努力」に限るのです。