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名画を読み解く

左は神々の王ユピテル、右はその父で前の王サテュルヌス。

2020.03.14 09:31

1枚目中央はフランス国王アンリ4世(ブルボン王朝、在位:1589-1610年)、その左は神々の王ユピテル、右はその父で前の王であった神サテュルヌス。神サテュルヌスは、その父天空神のウラノスを去勢し王位を奪う。サテュルヌスは、自分も王位を奪われることを恐れ子どもたちを呑み込みます。ユピテルに負け農業の神になったとも考えられました。ここではともに敬意を払われています。連作「マリー・ド・メディシスの生涯」YOUTUBEの解説を是非。

(ピーテル・パウル・ルーベンス作「王の昇天、王太后の摂政就任宣言(部分)(連作「マリー・ド・メディシスの生涯」)」、1622-1625年、パリ、ルーヴル美術館、INV1779、3.94×7.27m)

(ピーテル・パウル・ルーベンス作「サテュルヌス」、マドリード、プラド美術館、1.80×0.87m)