Pat Metheny: From this place

1981年、親友のおかげでオーディオの問題をクリアできた。スピーカーシステムの存在はアンプどころではないとその重要性をはっきり認識できた瞬間だった。

その当時の新しいスピーカーシステムを使い出してすぐにはまったのがPat MethenyやBill Evansだった。特にPat MethenyはLyle Maysと組んだアルバムに深く感動し、結構まめに聴く愛聴盤になった。

2000年代の半ばくらいまでは、色彩感もリズム感にも優れたアルバムがいっぱいあって嬉しかったのですが、その後はモノクロっぽいアルバムが続いたように感じて、今回のモノクロジャケットのアルバムもどこかキラキラした要素に欠ける、最初はそう感じたのですが、何回も繰り返し聴くにつれ、これはPat Methenyの進化系なのであってモノクロ化はしていないって思います。

写真で言うと、バルナックライカで撮影した写真ですら色彩を思うことがある。

そう言うことかな。色彩は素晴らしいけれど、不要に思う写真も多々あるのです。

ライカがモノクロ専用のデジカメを販売しているのはとても理にかなっている。

そう思います。