朝読書の時間
新年度を前に、グループ授業の時間では今日から「朝読書」の取組みがスタートしました。
英語・数学の教科の授業に入る前の10分間、生徒さんにはそれぞれ自分で選んだ本を読んでもらいます。
自分の読む本は家から好きなものを持ってきても結構ですし、家に適当な本がない場合には、教室内にある”でぃありす文庫”から借りることもできます。
朝読書キックオフとなった本日は、でぃありす文庫の中から1冊をピックアップして、音読をして紹介しました。
選んだ本はこちら。
さくらももこさん著「世界あっちこっちめぐり」というエッセイです。
この本はさくらももこさんが仕事でめぐった海外での出来事を、大変おもしろおかしく紹介した本です。
読みやすく笑いどころ満載で、「しばらく読書の習慣から離れている」という生徒さんには特におすすめです。
おもしろすぎて、あっという間に読みきってしまうことでしょう。
今日はこの本の中から、さくらももこさんが、あの”父ヒロシ”をグランドキャニオンへの親孝行旅行へと連れていくエピソードを読み上げました。
紹介後には実際にこの本を手に取って続きを読んでくれた子もいました。
私は幼い頃からさくらももこさんのファンでして、数ある彼女の著書の中でも「憧れのまほうつかい」というエッセイが一番好きです。
こちらも抱腹絶倒まちがいなしなのですが、何といっても巻末に収録されているインタビューが素晴らしい。
漫画家になる夢を夢中で追っていた過去のことを振り返って語っているのですが、読んでいて胸がいっぱいになります。
くじけそうになった時、人と自分を比べてみじめな気持ちになってしまったときなどにはこのインタビューを読むと、あっという間に「よし、がんばろう」と前向きな気持ちになれますよ。
以上、でぃありす上尾の朝読書のご案内でした。
皆様のおすすめの本などがありましたら、ぜひお教えください。