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しょうが焼き定食が美味いお蕎麦屋の主人は猫と暮らしてたって

2020.03.12 16:34


咳をしても1人じゃないから睨まれる

猫を愛せば優しくなれるよ



乱暴にがぶりと飲み干すコーヒーで

クレッシェンドに加速する朝



迫りくるUber Eatsの自転車を地図で眺める

僕はここだよ



離してはいないけれども掴めてもない 味噌汁に浮かべた豆腐



音楽に答えはあって 君の惹かれる音こそがきっとそうだね



しょうが焼き定食が美味いお蕎麦屋の主人は猫と暮らしてたって



祖母の住む商店街で流れてたカーペンターズをよく聞いてるよ



夜ふけすぎ 赤信号を独断で渡る

あいつにLINEしちゃおう



今だってどこかで誰かが死んでいる あの日の記憶は身に余っていく




ベロ酔いで近づいた猫に逃げられて 

今日は誰にも愛されたかった




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『今日は誰にも愛されたかった』という詩と短歌の連歌集があって、その天才的なフレーズが頭から離れず恐れ多くも丸々使ってしまいました…。

谷川俊太郎さんは言わずもがな日本の生ける伝説だし、木下龍也さんと岡野大嗣さんは現代短歌の申し子。天才。つよい。編集者ナイス。

2人の短歌は

風景を31字で描きとって 誰かの視界の色を足してく、

ようにおもいます。


あ、なんか短歌みたいになってる。


そんなここ最近です。