『ジャンプ力』が欲しいなら、春のライフスタイルを遵守せよ!
▶︎「ラッキー7」の由来をググる
twitter の投稿数が "7,777" をむかえ、「ラッキー7 由来」とググり、「アメリカの野球の試合で、7回目の攻撃で打った球が強風でホームランになったことが由来」と知った石川です。
ヒトが 「7 = 幸運」と思うのは、野球の攻撃がキッカケだったとは驚きですね。
みなさんも「7」を見て、「今日、運あるわー!」と思ったことはありませんか?
(※ちなみに、西洋思想で "7" は幸運の数字という伝えもある)
▶︎東洋的思想の季節で変化するライフスタイル(養成法)
さて、
昨日もお伝えしましたが、東洋的思想で睡眠方を考える上で、「季節ごとの過ごし方(養成法)」がベースになります。
●春の養成法
→ 夜更かしをしてもかまわないが、朝は早く起きる
●夏の養成法
→ 夜は遅く寝て、朝は早く起きる
●秋の養成法
→ 鶏と同じように、早寝早起きすべきである
●冬の養成法
→ 夜は早く寝て、朝はゆっくりと起き、日の出日没に伴って、起居すべきである
そのため、
日の長い春・夏は「遅寝早起」を心がけ、日の短い秋・冬は「早寝遅起」を心がけることが、東洋的睡眠術であります。
▽季節で変化する睡眠方法
春・夏 = 遅寝早起
秋・冬 = 早寝遅起
今日は、
春の養成法を、もう少し踏み込んで書き下ろしますね。
きっと、
トレーニングの構築方法が、さらに見えてくると思いますよ。
▶︎春は瞬発力を発揮する「発生の季節」
『春は「発生の季節」と言われ、すべてのモノが芽生え、天地間の万物が生き生きと栄る季節』
多くの指導者から要求されるのが、「一歩二歩のダッシュ力」や「ジャンプ力」の瞬発力であり、その力の源は、骨と筋肉をつなぐ『腱』にあります。
その『腱』は、春に刺激を入れることにより、一番成果を出すようにできているため、トレーニングで集中的に鍛えます。
選手の心拍数は「バクバク」と、心臓がはち切れるのか心配なくらいに。。。(汗
春夏秋冬を通して、創ってきたカラダと、春に集中的に腱を鍛えることで、「瞬発力を発生の季節」を迎えることができるのです。
▽瞬発力を発生させる2つの条件
●春夏秋冬を通して効率よく創ること
●春に集中的に『腱』を鍛える
▶︎春に行うべき "2" つのライフスタイル(養成法)
そして、
何度もお伝えするように、春の養成法は、夜更かしてもかまわないが、朝は早く起きることが求められます。
つまり、
『遅寝早起』をしても、瞬発力発生には問題がないことが言えますが、この季節に『遅起』だけは、スポーツ選手は絶対に避けるべきでしょう。
『過ごし方としては、
朝、庭をゆったりと散歩し、髪の結びをほぐして、身体をノビノビと動かすことが求められます』
『春に芽生た万物と同じように、心身ともに生き生きと陽気を発生させるのです』
これは、
起床後に20分程度をゆっくり散歩し、あまり「ピシッと」した姿よりは、清潔感があるナチュラルな状態が好まれます。
朝から髪をワックスやジェルで決めたり、女性は髪を結ぶのではなく、どこか「自由」を感じる様で、肩甲骨をよく動かしながら歩くのが良いでしょう。
※肩甲骨を動かして散歩しよう!(ちょっと恥ずかしい!?)
そうすることで、
スポーツ選手であれば、春に獲得した瞬発力と共に、精神的にも充実を迎え、不安なく練習や試合に望むことができるのです。
力が入りすぎて意気込むこともなく、不安感に陥ることもない状態が迎えられそうですね。
▽春の "2つ" の養成法
●遅寝早起は問題ないが、『遅起』は避けよ
●朝ゆっくり散歩を進めるが、スタイルはナチュラルな状態で
▶︎春に始めたい呼吸を意識した『瞑想』
『天地間の陽気を胸いっぱいに取り込み、体内の陽気を大事に育てる』
これは、
自然の中で心を落ち着かせ、『瞑想』をオススメします。
姿勢を正しくして横隔膜が動く状態をつくり、鼻から息を吸い、口から息を吐き、腹式呼吸を3分〜20分を行なってみましょう。
すると、
『陰気』を押さえ込み、本来ヒトが持つ『陽気』を育ててくれます。
●陽気 = 万物が動き、生まれようとする気
●陰気 = 万物が衰え、消滅しようとする気
特に今は、
コロナショックで「不安感」がいっぱいな『陰気』な社会情勢です。
改善の兆しが見えたときに、スタートダッシュできるよう、みなさんで『陽気』を蓄えておきませんか。
▶︎春の養成法は「肝臓」の疲労へ
『ここまで述べてきたのは、春の「発生」に相応する養成法である。これに背くと、春によく活動する肝気が痛む』
というように、
今までお伝えした養成法を守れなければ、春に活動する『肝臓』が疲れやすくなり、病気にかかり安くなるのです。
つまるところ、
春のライフスタイルを守らず、肝臓が元気な状態でなければ、どんなに有効なトレーニングをしても、瞬発力を生む『腱』を創ることができなく、「一歩二歩のダッシュ力」や「ジャンプ力」を獲得することができないのです。
『瞬発力が欲しいなら、春のライフスタイルを遵守せよ!』
最後に、
『すると、夏になって寒性(かんせい)の病にかかりやすいのである』
これは、
春の養成法を守らなければ、夏にカラダが冷えやすくなり、水分調節がうまくいかず、熱中症になるケースが増えるのです。
なので、
熱中症になる原因は、夏の過ごし方だけではなく、春の過ごし方も関連することがわかるのです。
春のライフスタイル(養成法)編はいかがでしたでしょうか。
トレーニング方法と春のライフスタイルがしっかり合致したとき、ヒトの運動パフォーマンスは最大化されます。
ぜひ、選手たちの日頃の過ごし方の「指針」にしていただければ、うれしーです。
それでは、また更新します。
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みなさん良い1日をお過ごしください。
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