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なごみ桜台のaromalife

ウィルス対策としてのティーツリーのすごい話

2020.03.14 15:45

コロナウィルスに有効かはまったくわからない情報にはなりますが、

過去の研究データで2007年の新型インフルエンザウィルスに対して初期においてウィルスの増殖を抑えるという結果を出したということ!すごいですよね。

今回はまだまだ研究も臨床も追い付かない状況だと思いますが、

できることは可能な限りやりたいと思います。

マスクをして、喉などの粘膜の保湿や、ディフューザーでティーツリーの芳香浴で少しでも体だけでなく心もすっきりするのでアロマの力を借りたいですね。



では藁をもすがるコロナに対してのアロマの話!ティーツリーのすごい話。

長いので興味のある方は以下の研究者結果読んでみてください。

元は英文になります。



⚠️研究の発表は2007年のものなので、大分前なのであくまで参考に、情報に振り回されないようにくれぐれもお願いします。


私もいつもテレビや雑誌やネットの情報を鵜呑みしないよう、気を付けていて、子供もスマホのSNSで知った知識を嬉しそうに話しますが自分で見て調べた情報でないことは信じすぎないよう注意しています☺️

【メラレウカ・アルテニフォリア(ティーツリー)オイルのインフルエンザウイルス(A/PR/8型)に対する活性~その作用機序の研究】


「我々の以前の研究で、(Melaleuca alternifolia)ティーツリーオイルには、MDCK細胞内のインフルエンザA型に対して抗ウイルス活性があることを示した(MDCK細胞というのは、イヌの腎臓からとった細胞で、こういう研究でよく用いられる)。

 具体的には、ティーツリーオイル(およびその構成成分)は、細胞毒性を持つ用量よりも少ない用量の投与で、インフルエンザウイルスの増殖・複製を抑制する効果があることを、我々は確認した。テルピネン-4-オール、テルピノレン、およびアルファテルピネオールが主要な有効成分でした。

 本研究の目的は、MDCK細胞内でインフルエンザウイルス(A/PR/8型)H1N1型に対してティーツリーオイル(およびその成分)が、どのような作用機序で効果を発揮しているのかを調べることである。

 その結果どの成分にも、殺ウイルス活性やMDCK細胞の保護作用は見られなかった。ウイルス複製のどの段階にティーツリーオイルおよびその活性成分が効いているのかを調べるために、細胞にウイルスを感染させて以後様々な時間差をおいてからティーツリーオイルを投与した。

すると、感染から2時間以内にティーツリーオイルが投与された場合ウイルス複製が最も抑制されることがわかった。インフルエンザウイルスのウイルス複製サイクルの初期段階への干渉が示されました。 感染のh、インフルエンザウイルスのウイルス複製サイクルの初期段階への干渉を示しています。

ティーツリーオイルは、ウイルスのノイラミニダーゼ活性を抑制しているわけではなかった。このことは、4メチルウンベリフェロン(蛍光性基質の 2′-O-(4-メチルウンベリフェリル-N-アセチルノイラミン酸からウイルスのノイラミニダーゼによって切り出される)の量を測定することで示された。

 細胞内リソソームの酸化に対してティーツリーオイルが及ぼす効果を、アクリジン・オレンジを使った生体染色で調べた。比較として、バフィロマイシンA1(マクロライド系抗菌薬)を使う対照群を設けた。

 染色する前に、細胞を0.01%ティーツリーオイルで37℃で4時間処置すると、酸性の細胞質小胞にアクリジン・オレンジが蓄積するのが抑制された。これは、リソソームの酸化に干渉することでウイルスの脱殻が抑制されたことを示している」

とても難しい内容ですが、つまり!



ティーツリーオイルはインフルエンザウィルスを死滅させることはできないが、感染の初期段階2時間以内に投与すると、増殖を抑えることができるということ。


投与と言っても飲むことはできないし、芳香浴でどのくらい体に取り込めるのか分からないので、あくまで対処療法であり、思い込まず前向きに予防に努められたら良いのかなと思います。


喉や鼻の粘膜からウィルスが入るのでそこが保湿されていて、体の中に入ってこないようにするためにもマスク着用や部屋の湿度管理、水分取ったり飴をなめたり、皮膚も体調を崩すと皮膚表面のバランスが崩れて傷や乾燥箇所から菌やウィルスなどが入ってしまいます。


皮膚の話にまでなるとまた長くなってしまいますが、皮膚は人体で最大の臓器ともいわれ、皮膚にはたくさんの常在細菌があります。


乾燥すると表皮のブドウ球菌が常在しにくくなり皮膚がアルカリ性に傾きます。すべてはバランスが大切なので、自身の油が足りない場合はオイルやクリームで補ったり、石鹸でごしごし洗いすぎないようにしつつ清潔にすることが皮膚だけでなく全身の健康のポイントとも言えます。食事のバランスも大切です。


「からだの辞典」成美堂出版より


続いて論文の中に出てきたティーツリーの有効精分について説明します。


【ティーツリーの成分について】

とても多くの成分が入っています。


1,8-シネオール 15%以下

α-テルピネン 5~13%

γ-テルピネン 10~28%

パラシメン 0.5~12%

✨テルピネン-4-オール 30%以上✨

α-テルピネオール 1.5~8%

α-ピネン 1~6%

テルピノレン 1.5~5%

リモネン 0.5~4%

など


そのすごい有効成分がテルピネン-4-オールです。

テルピネン-4オール30%以上、1,8-シネオールを15%以下含むものがオーストラリアの規定でティ-ツリーオイルとなります。

↑テルピネン-4-オールの組成図

それで、

【コロナウイルスとは】


コロナウィルスとはエンベロープのあるウイルス(エンベロープウイルス)になります。

エンベロープのないウイルス(ノンエンベロープウイルス)もあります。

エンベロープウイルスは、アルコール消毒剤によりダメージを受けやすいのに対し、ノンエンベロープウイルスは、アルコール消毒剤が一般的に効きにくい傾向にあります。


アルコールが膜を壊してウイルスにダメージを与えるため、アルコール消毒剤が有効であることがわかります。


また精油はエンベロープに対して有効であり、エンベロープに精油が吸着することで、ウィルスが人間の細胞に侵入するのを防ぎます。



代表的なエンベロープウイルス

新型コロナウイルス

インフルエンザウイルス

ヘルペスウイルス

風疹ウイルス

B型やC型肝炎ウイルス

エイズウイルス

ヘルペスにも有効なのは実生活でも実証済です。

とはいってもやっぱりアロマは補完療法としての役割を忘れずに取り入れていかなければいけません。それは肝に命じつつ。

こうやってコロナを防ごうと頑張っているからか、普通のインフルエンザにもならないし、風邪も引かず元気に過ごせています。

ティーツリーは冬のインフルエンザ流行時期に使いたい精油として有名になっているのがよくわかりましたね。

明るく元気にすごすことが一番の予防だと思うので香りを楽しむことの素晴らしさを実感します。

またまた長くなってしまったので軟膏の話はまた後で✨