おもてなしの基礎英語82:Excuse us.
おもてなしの基礎英語 9月度
キーフレーズ [その場を離れる]
Excuse us.:私たち、ちょっと失礼します。
ドラマの会話:カフェでお茶を飲みながら話している、えみとニックとマリア。
Emi : Wait. We can stay with you ?
➡:ちょっと待ってよ。泊まれないの?
Maria : I thought you alone, Emi. I only have enough room for one guest ー not two.
➡:えみ1人だけだと思っていたから。1人しか泊まれる広さが無いの。2人は無理よ。
Emi : Please, Maria ! I’m begging you
➡:マリアお願い。そこを何とか。
Nick : Don’t, Emi. We shouldn’t impose.
➡:えみ。無理を言ってはいけないよ。
Maria : Excuse us.
➡:ちょっと失礼していいかしら。
Nick : Sure.
➡:もちろん。
Maria : Who is he ?
➡:彼は一体誰なの?
Emi : We met on Miyako Island. He lost his memory, and he come to Japan to find it.
➡:私たちは宮古島で出会ったの。彼は記憶を無くしていて、それを探すために日本に来たの。
Maria : So, Why are you with him ?
➡:それで、なんであなたが彼と一緒にいるの?
Emi : It’s... a long story.
➡:それは…話せばとても長くなるの。
Maria : I don’t know Emi. He seams a little sketchy to me.
➡:理解できないわよえみ。彼は怪しく見えるし。
Emi : Why ?
➡:何で?
Maria : He won’t stay at a hotel or guest house, right ? He’s hiding something.
➡:ホテルにもゲストハウスにも泊まりたがらないなんて、彼、何か隠しているに違いないわ。
Emi : But... he’s a good guy.
➡:でも…とてもいい人よ。
Maria : Emi !? Fine. I’ll ask around. Someone might be able to help you.
➡:えみ⁉︎ 分かったわ。誰か他に泊められる人がいないか聞いてみるわ。
Emi : Thanks.
➡:ありがとう。
🔻🔻 おもてなし基礎英語 キーフレーズ解説 🔻🔻
Excuse us:私たち、ちょっと失礼します。
誰かと一緒に席などを外すときに使うフレーズです。Excuse me は日本人に耳なじみがあるフレーズですが、誰かと一緒に席を外す時には「me」ではなく「us」を使うことを日本人は意外と知らない人が多いです。日本語ではどちらでも「ちょっとすみません」で伝わりますが、英語では自分だけなら me 複数であれば us となります。 例えば2人以上で道を開けてもらい時などにも Excuse usとなります。
✅ おもてなし基礎英語 フレーズを使ってみよう
A : Hello Shoko. I have something tell you. Can I have bit of your time?
B : Excuse us.
A : Actually, I wanted to give you this rose.
C : I can't believe it ! He is horrible.
B : Excuse us.
C : My boyfriend says he won't eat the obento I made for him. I can believe it !
A : Who cares about her boyfriend? I want to talk to you. And give you this rose.
C : No ! I'm talking to Shoko !
A : How rude to you are !
B : Let's talk together !
A : Okay, good idea. Let's leave him. Let's go!
B : Excuse us.
🔊 発音のポイント 🎵
Excuse us ―「Excuseのse」と「us」の個所をつなげた感じで「ザス」と発音します。「エクスキューザス」
🔷🔹 おもてなし基礎英語フレーズ備忘録 🔹🔷
enough:十分な/必要なだけの
only have enough room:(入るだけの)スペースしかない/空きがない
⏩ この場合の room は部屋ではなく「広さ/スペース」を表しています。
I’m begging you:どうしてもお願いしたい/頼む!お願い。
⏩ beg は「乞う」 直訳すると「私は今、あなたに乞うている」というかなりへりくだった言い方です。頼むよお願い!と強くお願いしている感じになります。
inpose:押しつける/強いる
I don’t know Emi:分からないわ、えみ
⏩ ニックに対して否定的な態度を示した言い方です。「えみ」と名前を呼ぶことで親身な態度を示しています。
sketchy:怪しい/上辺だけの/不完全な
⏩ sketchy は sketch「概略/まだはっきりしてないこと」の形容詞系で、それから転じて「よく分からない/不審な」という意味のカジュアルなフレーズです。
hiding something:何か隠している
ask around:あちこち尋ねる/そこら辺で尋ねる
might be able to:できるだろう。
⏩ may be able to~で「~できるかもしれない」となります。might を使うと「もしかしたら~かもしれない」となり口語表現でよく使われます。この場合の might は婉曲表現で過去形ではありません。
Who cares:知ったことか/どうでもよい/まあいいか
How rude to you are !:何て失礼なんだ !
rude :不作法な/失礼な