YOSHITATSU UCHIMA

質より量?量より質?2つの関係性。

2020.03.15 12:06

最近よく聞くのが、

『質を上げることで量(時間)を最小限に抑えることで、効率的に成長できる』

という言葉。


本当にそうだろうか?

よっぽど本質を見極める力、

具現化できる能力を持っていて、

人にモノを教えるプロフェッショナな

師匠がいるような限られた状況じゃないと

かなり困難だと思う。


自分が約20年、

美容師をやる中で実感したのは、

成長のプロセスは

三段階あること。



①スピード感と量を意識する

『理解する前にまずやってみる』

失敗しようが、

とにかく動きだしを早くし

短期間に最大の数をこなす。

既存のコトに対する価値を付加する勉強だったり行動だったり、

新しいことへのチャレンジだったり、

新しい人との接触機会だったり。

とにかく量を圧倒的に増やすなかで、

誰かに教えられたことではなく、

『自分の内側からでる気付き』

を感じるようになる


②その上で、

量を少しだけ減らし、

(たくさんじゃなく少し)

スピードはできるだけ維持しながら

空いた時間で①の行動を精査する。

無駄を省き、必要なものを残して

質を肉付けする。

それをまた最大の量でこなし、

習慣化する。



結構①をまずやらずに経験年数で

量を蓄積する人もいるけど、

時間がかかりすぎる。


②までやる人はまぁまぁの成果をだすことが

できるけど、その先になかなかいけない。

その次にいくためには、


③②でつくった習慣を一段階

上質に昇華させる。

そのためには、

業界にとらわれない多方面の広さで

自分よりも

上質なサービス・技術、

高いマインドの人にふれ、

現状の習慣に取り入れ、

その分、今までの自分から

何か引き算して捨て去る。


そしてまた圧倒的な量をこなす

①をして、

②、③と繰り返しながら、

自分自身を進化させていく。


量と質のバランス、質の変化には

タイミングが大切。


こうして生まれたパラダイムシフトが、

(自分が生きてきた中で、個人・会社・業界にとって当然のことと考えていた認識や思想、価値観などが劇的に変化する)

自分の生き方を変え、

関わる人が変わり、

より自分にとって大切な人の幸せに変わるのだ。