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旅するチョコレート ベルギー王室御用達 Maryマリー (マダム ドリュック) 100周年限定缶「世界で幸せになれる場所」

2020.11.05 11:15


街路樹も赤く色づいて、ひんやり秋も深まってきました。

11月に入り、たくさんのスイーツショップからのメルマガが華やいだ季節におすすめのニュースを運んできます。


こんな時期になると、

そろそろチョコレートが恋しい季節。


オーストリア、フランス、イタリア、スイス、ベルギー、オーストラリア・・・

世界中にはおいしいチョコレートがいっぱい!



いろいろなショコラティエのお味が気になって、国内のみならずヨーロッパからもお取り寄せ。



今、どの国にいるのか追跡するのも、一緒に旅をしているようで楽しみでした。

この春までは。


ちょっとだけ振り返り話を。

今年3月の始め、ベルギー在住の知人に4店舗のチョコレートを送ってもらったことがありました。



思えば、国境封鎖になるギリギリ前でしたね。


送りましたよと追跡番号を教えてもらってから、現地を飛び立つまで5~6日くらい時間が掛かったので

「もしかして流行し始めているウィルスのせい?」なんて思っていましたが。


今、考えるとあの頃は世界が一変する序章に過ぎなかったですね。



3月半ばには届いてホッとしましたが、

個人からの荷物は税関検査のため空港で開封されてしまうようで。


「開披されたものを弊社にて再装しました 日本郵便株式会社」と封のテープに印字されていました。


仕方のないことでしょうけど、中のボックスや缶までもが開封されてしまっていて、

そこまでする?!という驚きとともに

今なら衛生的にとっても不安!


あの時の心配はまだそれほどでもなかったです。



こちらはそのベルギー。

ヨーロッパ最古といわれるアーケード、

ブリュッセルにある「ギャルリー・サン・チュペール」


チョコレート三昧が出来るという、なんとうらやましいこと!



(画像は知人よりお借りしました)


送ってもらった4店舗のひとつ LChocolat(Lショコラ)

http://www.lchocolat.com/index.php



昨年オープンしたばかりの地域で人気のお店。

オーナー兼ショコラティエールの女性が切り盛りしていらっしゃるとか。



メインはビターチョコレート。

ビター好きにはもちろんですが、ミルク好きでも美味しいと感じるまろやかさで、

一般的なプラリネや星やハートのトリュフ。


そして、びっくりしたのが布袋様!

軽めに岩塩を含んだようなお味でした。


フレーバーはキャラメル・ミント・マンゴー・カシスなど、遊び心たっぷりのチョコレートたちでした。



Rende-Vous Chocolatz(ランデブーショコラ)

http://www.rendezvouschocolat.be/


ブリュッセルの住宅街の一角にあり、店舗奥の工房で作られている人気店。



印象的だったのはスミレの砂糖漬けがのったスミレフレーバーのチョコレート。

ホワイトチョコレートや、60%くらいのビターに勝るくらいスミレ感の香るガナッシュでした。



Neuhaus(ノイハウス)

https://www.neuhauschocolates.com/

こちらは日本でもお取り扱いのある有名店。


どのお店もアソートではなく、おすすめをチョイス。

ひと粒ひと粒が3cm程の大きさで、ボリューミーなのが嬉しかったです。



そして、今回ブログに綴る『Mary(マリー)』

https://www.mary.be/en/home



ベルギー王室御用達。


(Facebookより)


チョコレートに情熱を注いだMs.Mary Delluc(マリー・ドリュック)

自身の名を付けたショップが誕生したのは、今から100年前の1919年。

昨年、ちょうど100周年を迎えました。


日本には「Mary's」(Mary Chocolate メリーチョコレート)という、同じ綴りのチョコレートブランドがあるため

『マダム・ドリュック』という名前で、2019年2月9日 京都に日本初上陸。



チョコレートブランドとしては最も古い1942年に、ベルギー王室御用達の称号を授与されたそうです。

“Mary, one of the fifteen of the world's happiest places”

CNNが選ぶ「世界で最も幸せな場所 15」



第4位が ”マリードリュックのあるベルギー”

ちなみに第3位は ”桜の季節の京都” だそうです。


他にもN.Y.タイムズが選ぶ「死ぬまでに行きたい1000の場所」



チョコレート店としては世界で唯一選ばれるなど、メディアも認めたショコラティエ。



日本人のスタッフもいて下さるので、

お買い物しやすいとか。



こちらが100周年を記念して販売したチョコレート。


日本では非売品のオリジナル缶に入った『Happy Birthday』 €28.50(約3,540円)

こちらは2020年が過ぎようとしている今でもオンラインショップで購入可能です。



Cet élégant coffret,créé spécialement à l'occasion du centenaire de la maison Mary, comprend une sélection de nos meilleures pralines . Un délicieux assortiment de caramels, crèmes fraîches, ganaches, pralinés et massepains pour déguster les grands classiques de la Maison Mary.

 "100 ans de joies gourmandes"


メゾンマリーの100周年を記念して特別に作成されたこのエレガントなボックスには、

最高のプラリネのセレクションが含まれています。

キャラメル、フレッシュクリーム、ガナッシュ、プラリネ、マジパンのおいしい品揃えは、

メゾンマリーの素晴らしいクラシックを味わえます。

”100年の歓喜のグルメ”



知人が選んでくれたもの。

幾つもの国を経由してきたため、チョコレート同士がぶつかりあって少しかすれています。


整然と並んでボックスに入って売られているチョコレートと比べると雑多な印象ですが、旅をしてきた証拠。

見た目より、気になるのは何よりお味!



ショップバックも100周年記念のもの。

ベルギーのチョコレートはほとんどがクセがなくて、日本人の口に合ってまろやかですね。



Maryのチョコレートは見た目普通なのに、戴くと酸味のあるカカオがふわっと鼻から抜けていく感じ。

それぞれに個性的なのが面白いです!


違いを味わいながら、マリエさんと感想を語り合う。



いつも思うのが、

夜、静かになった頃に戴くと、より味覚が研ぎ澄まされているというか。

より味の深さを感じれるかなと。


ワインのテイスティングをするように、絶妙な香りやひとつひとつのクセ・風味などを味わう。

チョコレートがくれる至福の時間♪



イースターエッグもちょうど発売されたところ。

愛らしいネコたちをアイコンに。

美味しさはもちろんのこと、このキュートな絵柄がチャームポイント!


可愛いスカーフも「Furoshiki (ふろしき)」として販売されています。

€5.00(約620円)


京都のマダムドリュック直営店ではお取り扱いのないお品もありますが、機会があればぜひ一度訪ねてみたい場所。

和の印象深い京都ですが、美味しいチョコレート専門店がたくさんあります。


さて、この秋冬はどこのショコラティエのチョコレートにしよう? (´-`*)

また、今年も愉しむ季節が来ました。