子宮を表わす岩窟。守られた女性。

モローの作品「妖精とグリフォン」。グリフォンはライオンと鷲の複合体。鷲も獅子も高貴な生き物。グリフォンは怪物ではなく「宝物を守る番人」と考えられました。子宮を表す岩窟の中のグリフォンに守られた女性。「近づきがたい、崇高な女性」のイメージです。

（ギュスターヴ・モロー作「妖精とグリフォン」、パリ、ギュスターヴ・モロー美術館、Cat183、2.12×1.2ｍ）

（ギュスターヴ・モロー作「妖精とグリフォン」、パリ、ギュスターヴ・モロー美術館、Cat183、2.12×1.2ｍ）

（ギュスターヴ・モロー作「妖精とグリフォン（部分）」、パリ、ギュスターヴ・モロー美術館、Cat183、2.12×1.2ｍ）

（ギュスターヴ・モロー作「妖精とグリフォン（部分）」、パリ、ギュスターヴ・モロー美術館、Cat183、2.12×1.2ｍ）