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”スゴイ先生” 石川貴之 オフィシャルサイト

トレーナーが自然な動作を見分けるには、旅で "3つ" ことをしよう!

2020.03.17 00:11


▶︎確認が大事だと勉強した早朝


おはようございます。


再び子供部屋を独り占めして寝ることに成功ましたが、予期せぬ目覚ましのアラームによって、不快な朝を迎えた石川です。


寝る前に「アラーム切っといたからね」と娘が言っていたのを信じてしまい、確認を怠った結果です。


やはり、自分の目で確認することは大事ですね。



▶︎西洋医学的な正常な動作を復習しよう


大事なところなので、もう少し詳しく書きますね。


▽西洋医学的ヒトの "正常な動作"

① 屈曲 - 伸展 

→ 手を真っ直ぐ上げ下げする


② 外転 - 内転 

→ 真横に上げて下げする


③ 対角線運動 

→ 右斜(右肩甲骨の場合)め上から、左の股関節を目掛けて上げ下げする


④ 外旋 - 内旋を含む対角らせん運動

→ 右斜(右肩甲骨の場合)め上で外旋、左の股関節を目掛け内旋させながら、上げ下げする


肩甲骨と股関節はとても似た構造になっていて、上腕骨の骨頭が肩甲骨に、大腿骨の骨頭が股関節に「ポカっ!」とハマっていて(※外れた状態が脱臼)、わずかな隙間の中で、それぞれの骨頭が「クルクル」回り、旋回の運動を可能にしてます。


これが、

ロボットで再現するのが難しいようで、「人間独特の動き」なのです。


例えば、

ベンチプレスや、スクワットは、「屈曲 ↔︎ 伸展」を繰り返す運動であり、ヒトの正常な動作の第一段階でしかありません。


そのような動作しか繰り返さなければ、「カクカク」した動きになり、本来ヒトが持つ複雑な動作をカラダで表現することが難しくなるのです。


それは、

きのうもお伝えした通り、可視化することが難しく、指導者が要求する、『しなやかな動作』とはかけ離れ、「プレーの切り返しのスピードを上げたいのですが、何か良い方法あります?」という要求には、応えることができません。


※切り返しをスピードアップするトレーニング



これが、

西洋的な『正常な動作』でした。



▶︎ファジーでわかりずらい、東洋医学的な正常とは


スポーツにおいて『無理な動作』は、故障のリスクが高くなり、複雑性が高い"しなやかな動作" を体現することで、そのリスクは最小限に抑えられます。


みなさんも想像するように、「無理な身体の使い方」はヒトの「正常な動作」と対極にあり、怪我をしやすい状態というのは、想像つくと思います。


ここからが、今日の本題になります。


「無理」の反対には、どこかファジーで言語化が難しい、「自然」という言葉が、とってもマッチするように思えませんか?


可視化することが難しい、”しなやかな動作” と仲の良い親友のようですね。


なので、

「自然体で動こう!」とか、「自然体〇〇教室」などでは、「無理にカラダを動かさないように、〇〇をして故障なく競技を楽しみましょう」と、教えられることが多いでしょう。


そこで、

みんなは、「スポーツにとって、自然ってなーに?」と疑問に思うのではないでしょうか。


ボクは思いましたし、いま文章にしている中でも思ってます。(笑)


「何を見て、動作の自然を見分ければいんだよー!」と。(怒)


ここで、東洋医学の登場です!


 結論、この文章で理解できます。



『 東洋医学では「自然のリズムとの調和」が正常という』


深いです。


つまるところ、

東洋医学的な「正常」とは、『自然のリズムと調和している状態』であり、「異常」とは、『自然のリズムから逸脱している状態』のことをいうのです。


▽東洋医学的な「正常」と「異常」

正常 - 自然のリズムと調和している状態

異常 - 自然のリズムから逸脱している状態


スポーツをする上で、「自然のリズムに調和」していれば、「正常」な状態で、運動パフォーマンスも上がり故障のリスクが低くなり、逆に、「自然のリズムから逸脱」していれば、「異常」な状態で、運動パフォーマンスも下がり故障のリスクも高くなるのです。


なので、

西洋医学的な、ヒトの正常な動作である、「外旋 - 内旋を含む対角らせん運動」の獲得は、「自然のリズムと調和した状態」に近づくため、動作トレーニングで習得する必要があるのです。


西洋医学的な「外旋 - 内旋を含む対角らせん運動」  東洋医学的な「自然のリズムと調和した状態」


動作トレーニングで、複雑な動作を獲得すべき理由が深まりましたね。



▶︎トレーナーが旅に行くべき理由


結論から申し上げると、目の前の物事を、「自然」「不自然」か見分ける感性を養うには、やるべきことが "3つ" あり、その習得のために旅に出る必要があるのです。


まず、

「なぜ見分ける必要があるの?」にお答えすると、スポーツであれば、「今の投球動作は正常な動作?」と感じる感覚が必要です。


トレーニングであれば、「このトレーニング動作は正常です!」と感じられなければ、異常な動作を提供してしまい、トレーニングで故障を誘発してしまうので、「自然」か「不自然」かを見分ける感性は、トレーナーやスポーツに関わるヒトには、大事な能力なのです。


では、

我々の感性を育てる "3つ" の方法をお伝えします。


▷ヒトが "自然と調和" する3つの方法 

①食生活 - 旬の食物 

②身の鍛錬 - 季節に合うトレーニング方法 

③心の修行 - 旅をして、その土地の方と会話
 


①〜③の実践で自身の "正常な状態" を知ることができ、それだけではなく、知らなければ異常は感じることができないのです。




つまり、

旅先で「季節に合うトレーニング」を選手に提供し、「指導者とたくさん会話」し、「旬の食物を食べながらビールを飲む」ことは、全て動作の自然か不自然かを見分ける感性を養っているのです。


『動作トレーナー石川貴之』がトレーニングを提供する「源」を、理解いただけたでしょうか。


みなさんも、旅に出たときには、この "3つ" は意識して取り組むことをオススメします。


ホテルで1人でひっそり過ごしては、感性レベルを上げるチャンスを失ってますからね。


書き下ろすと、「まだ深く伝えたいな」と思う箇所も、たくさんあったので、またお付き合いいただけたらうれしーです。



それではまた更新します。


参考になる考え方や、「今日から旅に出よう」と思った方は、「リツート」や「いいね」をいただけると、明日からの励みになります。


みなさん良い1日をお過ごしください。



▶︎"重心移動 × タオルトレーニング5選" の再生リストはこちらから↓↓↓


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