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大田区久が原の家庭料理教室 MICHIKO's Cooking

春のお彼岸とぼたもち

2020.03.17 06:52

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春らしく、暖かい日があったかと思うと雪が降ったりと安定しないお天気続き。

この1週間で2回もダウンを引っ張り出してしまったよ。

でも、襲い来る花粉たちの存在に、春を感じずにはいられない。

今年は病院に行かず市販薬で乗り切ろうとしているから余計につらい。


さて、今日は3月17日。

春のお彼岸は今日から。

春のお彼岸は「春分の日」を中日として前後3日間。

昼と夜の長さが等しくなる春分の日は、

彼岸(あの世)と此岸(この世)が一番近くなる日。

それがご先祖様の供養をするようになった理由だと考えられています。

春と秋のお彼岸について、お盆との違いなどもう少し詳しくこちらでコラムを書かせていただいています。


春のお彼岸は牡丹の花が咲く季節。

春のお彼岸に食べる行事食は、牡丹の花にちなんで牡丹餅(ぼたもち)と呼ばれています。



自分が小さい頃、母が作ってくれた牡丹餅はこぶしサイズ。

それ1個でご飯お茶碗1杯分はあろうかというサイズでしたが、

好きで何個も食べていました。


大人になった今、こぶしサイズの牡丹餅を作る勇気も食べる勇気もなく。

でも行事食は大切にしたいので、一口サイズの牡丹餅を作りました。

あんこときなこの2種類。

パクっと食べられる牡丹餅は、子どもたちも大好き。

たくさん作ってもすぐになくなってしまいます。

レシピ、ご紹介させていただきます。


【材料(作りやすい分量)】 

もち米   1合 

こしあん  350g 

きな粉   20g

砂糖    小さじ1 

塩     1つまみ


【作り方】

①もち米は洗ってざるにあげておき、マルチグリルのキャセロールに入れて水250㏄を加えてオートメニュー[ごはん]で炊く。

マルチグリルがない場合は普通のご飯と同様に炊飯器で炊く。


②こしあんは1:3に分け、両方を10個ずつ、計20個に分けて丸めておく。 

 

③もち米が炊き上がったらすりこぎ棒などで米を半分程度つぶし(これを半殺しといいます)、

あんと同様に1:3に分けて両方を10個ずつ、計20個に分けて丸める。  


④小さいもち米と大きなあん、大きなもち米と小さなあんの組み合わせにして、

小さいもち米は大きなあんで包み、小さなあんは大きなもち米で包む。

包むときは毎回手を水で濡らすとくっつかない。  


⑤きな粉と砂糖、塩を混ぜ、もち米が外側になっているものにしっかりまぶす。


写真付きのレシピはノーリツさんのレシピサイトでご紹介しています。

包み方などわかりやすいので、是非こちらをご覧ください。