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鈴木桂一郎アナウンス事務所

3月6日(金)ほめられると、やっぱり嬉しい

2020.03.06 10:20

ジムで腕のトレーニングを終え、シャワーを浴びて、髪の毛をドライヤーで乾かしていると、知り合いのKさんが近寄ってきて、『遠くから見たら鏡の前に、ボディビルダーがいるように思えた』と、よいしょしてくれた。よいしょと、分かってはいても、こういう一言は、嬉しいものだ。Kさんは、ボディビルではないが、フィジーク系の大会に出場している方で、まったくの素人ではないので、思わず、笑みが出てしまった。

今日は、週に一度、パーソナルトレーナーに指導してもらう日で、伊勢龍顕さんに腕を鍛えてもらった。上腕二頭筋中心のメニューだったが、最初は、ケーブルフロントバイセップスカールを行った。左右のタワーに、小型の四角いアタッチメントをつけ、バイセップスのカタチに腕を引いてくるという種目で、上腕二頭筋のピークに、かなり効く。指導をもう二年半受けている伊勢さんは、現役のボディビルダー兼フィジーカーで、小柄だが、全身にゴムのような筋肉を持つ方だ。腕も太く、上腕は軽く45㎝を超えていると思う。私は、上腕は37㎝で、決して太くはないが、二頭筋のピークが奇麗に見える、一種のお得な個性を持った上腕だ。このトレーニング中、伊勢さんが、「私の腕は太いが、二頭のピークがないので遠くから見ると細く見える,残念な腕です。その点鈴木さんの二頭のピークが、奇麗に山になって盛り上がっているので羨ましい」と、褒めてくれた。顧客である私に、プロのトレーナーが、営業トークもあるだろうが、誉めてくれると矢張り嬉しい。

さらに伊勢さんから、「三角筋が発達して、去年よりボディビルダーらしくなってきた」、と誉められた。リップサービスとは思っても、やはり嬉しくなる。あまりに単細胞であると、は思うが、にやついてしまうのである。私は、褒められると、舞い上がるタイプなのである。

鏡に映しても、三角筋が、正面から見ると盛り上がり、腕の外側に、三角筋のデルタゾーンというか、三角の部分がはっきりと見えてきている。腰の括れが、去年よりあり、広背筋が大胸筋の後ろに広がり、厚みも出たので、上半身のV時体形が、去年より強調して見える。脚は、体重が60キロ近いのに、縫工筋などが見えていて、トレーニングの成果が上がっていると思う。機械で調べた紙の上の筋量は、去年とほぼ同じで、急激な増加はないのだが、ボディメイクというのは不思議なものだ。彫刻で木を削るように体中の余分な脂肪を落とすと、バランスのある、筋肉質に、奇麗にカットされた体になるのだろう。68歳の私に、一つの奇跡が起きているのは、自己満足と思われるだろうが、非常に楽しいし、嬉しい事だ。