恋を愛に育てるには?
今日は、『恋を愛に育てるには?』をお送りします。
恋、愛、恋愛について考えて見る四日目です。今日のテーマ‟恋を愛に育てる”は、実に良い響きですね。恋愛に於ける唯一且つ永遠のテーマではないでしょうか。「利己的で不安定な‟恋”から利他的で唯一無二の‟愛”」、「下心のある‟恋”から真心のある‟愛”」、「今を楽しむ‟恋”から将来を見つめる‟愛”」、「一方的に想いを寄せる“恋”からお互いに想い合う‟愛”」、「打算的で見返りを求める‟恋”から与えるのみで求めることはない‟愛”」へと育てるには、いったいどんな方法があるのでしょうか?その辺りを考えて見ることにいたしましょう。
<お互いの個性を認め合う>
お互いの物の見方や考え方は違って当たり前です。全てが同じだとしたら、寧ろ不自然です。だとすれば、その‟違い”をマイナス要素として感じるのではなく、寧ろ‟お互いに自分に無い所を補うことが出来る”プラス材料として理解しましょう。そう考えることが出来れば、今迄は欠点と思っていたことが、実は自分に備わっていないだけであることに気付き、相手だけが持つ‟長所”にすら見えてきます。‟違い”を認識し、‟個性”として尊重し合うことが出来れば、その‟個性”を褒めて伸ばすことにも繋がるので、とても居心地の良い関係、長続きする安定した‟愛情”が育つのだと思います。
<想いを伝える>
昨日も触れた様に、相手を‟好き”になることを理屈で説明するのは難しいので、無理に理由を考えたりせずに、‟好き”と思う気持ちと、‟好き”と想う相手が居る事実を、心から大切にすれば良いのです。それには‟好き”と言う‟想いを伝える”ことが一番大切なのです。勿論、他にも大切な言葉があります。それは「愛してる」、「ありがとう」、「ごめんね」です。どれもお互いの誠意を確認するのに欠かすことの出来ないフレーズなのです!。もし「恥ずかしい」とか「言わなくても分かってくれている」とか「言葉じゃなくて行動で示したい」とかの理由で口に出すことをせずに、結果として伝わらなければ何の意味もありません。‟想いを伝える”ことは最も確実に‟好き”が伝わり、一番女性が望む‟愛情表現”でもあるのです。しかも、想いを込めて伝えることで、不思議と自分自身の‟好き”も強く自覚できる様になります。これは利他的で唯一無二の‟愛情”が育つ方法になると思います。
<素直になる>
「自分の気持ちをそのまま口に出してしまったら‟駆け引き”にならない」、「謎めいた部分があった方が興味を持ってくれる」、「自分が傷つくのが怖い」、「どうしても相手の都合を気にし過ぎて言い出せない」、「プライドが邪魔をしてしまう」、「つい天邪鬼(あまのじゃく)になってしまう」、「どうせ無理だと諦めてしまう」、等々...素直になれない理由をあげればキリがありません。でも、これでは大切な‟恋愛”から逃げていることになりませんか?。‟駆け引き”は相手の気持ちがこちらへ向いてることが分かれば、もう必要ありません。‟謎めいた部分”も相手を振り向かせる手法ですから同様です。‟傷付くのが怖い”は自分優先で相手の気持ちを考えてません。‟相手の都合優先”は敵前逃亡してチャンスを自ら逃しています。‟プライド”を理由にするのは自分への言い訳です。‟天邪鬼”は自信の無さが自己防衛しているのです。‟諦め癖”は相手からの告白を期待しているだけのズルさの表れです。‟恋愛”はお互いの本当の気持ちを包み隠さず伝え合うものですから、そもそも恥ずかしいものなのです。それが嫌なら‟恋愛”したいと思わない他はありません。でも、良く考えて下さい、ワクワク・ドキドキしたいから好きな相手を見付けて‟恋”をしたのですから、それを‟愛”へと育てて行く過程で「恥ずかしいから素直になれない」と思うのは矛盾しているのです。その、そもそもの矛盾に早く気付いて、自然体で‟素直”になってしまいましょう。自分の気持ちを解き放ってオープンマインドになることこそが‟愛情”を育てる方法になると思います。
<感謝の気持ちを口に出す>
二人の関係が優しい思い遣りや、相手への配慮を満たすことが出来れば、自然に居心地の良い空間が生まれてきます。先ほどの<想いを伝える>でも触れましたが、「ありがとう」の言葉一つで、疑心暗鬼になっていた気持ちが救われることもあるのです。相手が示してくれた「ありがとう」の感謝の気持ちに笑顔で応えられたら、きっと幸せな気持ちになることでしょう。次はこちらから「ありがとう」のお返しをしようと、より優しい気持ちが生まれて「ありがとう」が繰り返し行き来することになります。感謝の気持ちをちゃんと伝えることはとても大切なことなのです。「ありがとう」の連鎖をし合うことが‟愛情”を育てる方法になると思います。
<二人の時間を大切にする>
‟愛情”が深化するのは、決して二人の過ごす時間の長さだけではありません。どれだけ充実した時間を過ごしているか、と言うことが大切なポイントです。「長所も短所も全て見せ合って‟個性”を認め合う」、「愛情表現をちゃんと言葉で伝える」、「素直になって‟恋愛”に真正面から向き合う」、「‟ありがとう”の連鎖をし合う」、そしてこれらを‟二人だけのもの”と理解し、他のカップルと比べたりすることは絶対にしないことです。何故なら‟隣の芝生は青く見える”ものですし、比較する事で二人の時間をおろそかにしてしまうからです。自分達が育ててきた‟恋”を‟愛”へと育むことが出来ている充実感を味わい、何よりもこの幸せに感謝することが大切なのです。
今日も良い一日であります様に。