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卵の管理について

2020.03.18 02:07

皆さんこんにちは!

さて!春がやってきましたね^ ^

いよいよレオパは繁殖シーズンの到来です!

Repti×Reptiでも、今シーズンはたくさんのレオパのベビーを見ることができそうです!

たくさんの卵たち(まだ1〜2クラッチ目)


Repti×Repti の今年度初ハッチは4月の初旬の見込みです!

そういえば、レオパの赤ちゃんってどうやって生まれてくるのかな...??

そう、思った方もおられると思います!


レオパの繁殖シーズン到来!という事で、うちでの産卵から卵の管理、卵の成長、その辺を徹底的にレポートしていきたいと思います!^ ^

まず、こちら。


お母さんが無事に出産(産卵)しました!

2つの卵がありますね。

通常、レオパは一回の産卵で卵を2つずつ産みます。

それを、数週間おきに1〜5回(それ以上の場合も)繰り返します。

そのまま、卵の向きを絶対に変えないように気をつけながら油性ペンで印をつけます。


卵は、生まれた時の向きを変えられると死んでしまいます。

産んだ直後だとブヨブヨしているので、怖いので数時間はそのまま置いておきます。

殻がしっかりしてきたら、力は入れずに丁寧に、慎重に書きます。


印をつけ終わったら、向きを変えないよう気をつけつつ丁寧に掘り出します。

次に、キャンドリングをします。

キャンドリングとは、卵が有精卵か無精卵かを判別する為に必要な行為です。


大体は有精卵だと産んであってすぐに確認が出来ますが、卵の中身の育つスピードは外気温に左右されますので、判別ができない場合もあります。

その場合はまた後日、確認を行います。


今回は、しっかり有精卵でしたね!

キャンドリングで光に透かすと

ここに、赤くて丸い模様が見えます。

それが、有精卵である証(胚がある)です。

この丸から血管が伸びて、やがては赤ちゃんになるのです!

ここまでの作業は時間をかけずに手早く行います。

卵が冷えてしまうので、早く孵化器に入れたいが為です。

プリンカップに日付、何クラッチ目か、誰と誰の卵かを記入します。

手早く孵化器にいれます。

孵化器は爬虫類用のものもありますし、こういったものもあります。

庫内の温度は、30℃前後をキープしています。

この日付は、卵が産まれた日から45日後の日付を示しています。

30℃で管理していくと、うちの場合はおおよそ45日前後で孵化が始まる為です。

なので、45日を指標にしています。

お母さんのケージにも、いつ卵を産んだか忘れずに記入しておきます。

卵を産んだ日付を何度か記入していくと、大体一定の間隔になる場合が多いです。

卵を産むタイミングを知る指標になります。

(この子は大体20日前後でしょうかね)

さて、絶対に忘れてはいけないのが産後のお母さんのケアです!

出産はとても疲れます...(経験者は語る)

栄養価の高いもので、食べてくれるごはんをあげます。

この子は、ピンクマウスを食べてくれるので、産前、産後はしっかりと栄養をつけてもらいます!(ピンクマウスはおすすめですが、うちの子で食べてくれるのは半数です...ピンクマウスが苦手な子には、冷凍クロコオロギを与えています)

ピンクマウスは、栄養価もバランスがよくおすすめです。

サイズはSを与えていますが、ジャイアントにはMサイズを与えています!

さて、これからしばらくは


3月18日(本日)生まれた卵


この『26番』の卵に焦点を当てて、成長をレポートしていきたいと思います!

孵化予定日は5月2日前後です。

では、また!

※この記事は、繁殖を推進するものではありません※


大切なお話です。

生き物の繁殖をするときは、生まれた子もずっと最後まで、面倒を見ることが出来るか、

よく考えて行ってください。


レオパは、一回の交尾で10匹以上殖えることもある生き物です。


たしかに、赤ちゃんは可愛いし自分の愛するペットの子供が見たいという気持ちはよく分かります。

ですが、全ての生まれてきた命に責任が持てるかどうか、よく考えて繁殖にはチャレンジするべきだと、私は考えます。


動物取扱業がなければ、増えた動物を売る事はできません。

譲渡にも制限があります。

よく考えてから、それでも大丈夫!という方はチャレンジしてみてくださいね。