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Tak's Ownd

Karl Böhm Wiener Philharmoniker

2020.03.18 11:27

ベーム・ウィーンフィルの演奏は私にとって基本中の基本なのです。

DSDフォーマットでダウンロードしたベーム・ウィーンフィルのベートーヴェン交響曲全集は

事あるごとに耳を傾けるベートーヴェンの基本中の基本です。

今晩は交響曲第7番を聴きました。6番までの世界とことごとく決別しているベートーヴェンの決意を感じます。第7番はそれまでの勧善懲悪と違って、自分の正義はこっちだって言う自己の描く音楽と世界がどう対峙しないといけないかって言う決意のスタートの交響曲だと思うのです。

第7番のこの全曲を貫く緊張感ってある種、ハンガリーのバルトークの己を拝した心眼から見ているこの世界をおもいます。

次の第8番は優しいイメージって言われていますが私にはより冷静になったベートーヴェンが第9番に至る前の境地っていうか、こう音楽に表現せざるを得なかった世界なのでは?って思って納得できたのでした。

今晩、交響曲第7番ベーム・ウィーンフィルで繰り返し聴いてます。この叩きつけるような音楽が逆に冷静に構えなさいって言ってる。ああ、ウィーンフィルのアンサンブルって心から本当に揺さぶられて感動致します!