イギリス人の道 2016
初めてのカミノ・デ・サンティアゴ。
数あるカミノの中で最短ルート。
サンティアゴ・デ・コンポステーラと同じガリシア州ア・コルーニャ県のフェロールから始まる約120kmのルート。
ア・コルーニャから始めるルートもあるが100kmに満たない(75km)ため、 ア・コルーニャ市民しか巡礼証明書がもらえない。
1日目:Ferrol --> Pontedeume 29.71km
8:00 埠頭 Peirao de Curuxeirasからイギリス人の道 巡礼開始 。
[Best_Wordpress_Gallery id="7" gal_title="Camino inglés - Día 1"]
2日目: Pontedeume --> Betanzos 20.31km
夜中すごい雨と風だった。
6:00 このアルベルゲは窓がないので外は見えないが、雨が止んでいるようだ。
まだ皆んな寝ているので、懐中電灯の灯りで出発の準備をする。
7:30 Betanzosへ向けて、出発。
前日渡された鍵でドアを外からロックし、鍵をポストに入れる。
まだ暗い。橋の街灯が川に反射し輝いている。
雨が止んでいるうちに出来るだけ進んでおきたい。
[Best_Wordpress_Gallery id="9" gal_title="Camino inglés - Día 2"]
3日目: Betanzos —> Bruma (27.50km)
2日歩いてみて体調に問題がなく、脚も全く痛いところがないので、昨晩持って行く薬をだいぶ減らした。
昨日、義理の兄に会い本日の目的地Brumaについてアドバイスをもらった。
Brumaのアルベルゲ周辺には特に見るべきところはなく食べるところも無いので、アルベルゲに泊まる人はタクシーで近くの町Mesón do Ventoへ行き食事をし、またタクシーでアルベルゲに戻り寝ることになる。
Mesón do Ventoにはホテルもあり、Brumaのアルベルゲまで迎えに着てくれるので、その方がゆっくりできるとのこと。
急遽ネットで調べたところ、オスタルは満室だったが、ホテルCanaimaに空室があったので予約を入れた。
7:55 自宅を出る。
Presedo迄は歩いたことがあるので、今日は後半が勝負。
Leiro - Bruma間は急坂が多く、お店もカフェもなくイギリス人の道では一番辛い区間と聞いている。
すると、さっきの犬が自分について出てきた。
可愛いので写真撮影。
首輪をつけていたので飼犬だと思い、さよならをして歩き始めた。
自分が歩くと犬も歩き、自分が止まると犬も止まる。
どうやらついて来る気らしい。
初めは飼犬を遠くまで連れまわすことはできないので、何度か杖を使って脅し帰らせようとしたがダメだった。
Iglesia de Santana de Leiro
4日目: Bruma --> Sigüeiro (24.13km)
7:20 ホテルで朝食。
5日目: Sigüeiro - Santiago de Compostela (16.74km)
8:00 ホテルで朝食。
10:50 ついに着いた! 5日間120kmを歩き切った‼︎
目の前にはサンティアゴ大聖堂。
ようやく最終日に天候に恵まれた。こんなに天気の良いSantiago de Compostelaは初めてだ